行事・活動報告
善養寺仏教婦人会 令和元年度第3回仏教講演会
2019-12-15
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12月14日(土)、今年度の第3回仏教講演会を催しました。比較的暖かい日で、多くの婦人会の方にお聴聞にお越しいただきました。
ご講師は、お馴染みの谷川弘顕師です。毎年7月の第2回と12月の第3回は谷川師と決まっています。
今回は、浄土真宗七高祖の一人である道綽禅師の「安楽集」の有名な言葉である「真言を採り集めて、・・・。いかんとなれば、前に生まれんものは後を導き、後に生まれんひとは前を訪へ、連続無窮にして、願はくは休止せざらしめんと欲す。・・・」を讃題として、お念仏相続の話、鹿児島での念仏停止の話など、楽しく分かり易くお話になりました。
報恩講法要③
2019-11-11
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今年の報恩講法要も盛会のうち無事に勤めることが出来ました。ただ、少なからず問題もあります。最も大きな問題は参拝者の減少です。私が小学生の頃は、夜の法座もあり、たくさんお参りがありました。夜の法座は、もう30年ぐらい前になくなりました。以前は、「報恩講さん」とご門徒さんの誰もが親しみを込めて口に出し、皆知っている法要でしたが、近年は知らない人もいらっしゃることでしょう。
毎回必ずお聴聞に来られていた方が、ひとり二人とお年をお召しになり、お寺にお参りに来られなくなっています。仕方がないことですが、さみしいことです。他の法座も同じ状況と言えます。
他にもお斎の接待も、皆さんには大変なご苦労を強いてお手伝いしていただいてます。なんとか継承していきたいのですが、今後状況は厳しくなる可能性があります。
そんな中でも、今年の報恩講も、あるご家族は、おばあさん、お母さん、そして小学生のお嬢さんと3人でお参りになり、小学生のお嬢さんから「お寺にお参りに行こう。」と声かけをしてくださったと聞きました。まことに有り難いことです。
参拝者を増やすのは、全国の寺社共通の課題でしょう。集客は無論お寺だけの問題でないですが、当山としても、もっと皆様にお参りをしていただきたい。その思いを伝えていかなければなりません。
他にもお斎の接待も、皆さんには大変なご苦労を強いてお手伝いしていただいてます。なんとか継承していきたいのですが、今後状況は厳しくなる可能性があります。
そんな中でも、今年の報恩講も、あるご家族は、おばあさん、お母さん、そして小学生のお嬢さんと3人でお参りになり、小学生のお嬢さんから「お寺にお参りに行こう。」と声かけをしてくださったと聞きました。まことに有り難いことです。
参拝者を増やすのは、全国の寺社共通の課題でしょう。集客は無論お寺だけの問題でないですが、当山としても、もっと皆様にお参りをしていただきたい。その思いを伝えていかなければなりません。
報恩講法要②
2019-11-06
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報恩講法要は、近隣のお寺の住職同士、それぞれのお寺の報恩講法要に出勤をします。今年も、8ヶ寺、9人の方がご出勤してくださいました。
1日目は、「十二礼(じゅうにらい)」を中心とした勤行と、「五会念仏作法」(ごえねんぶつさほう)という勤行です。2日目は午前のお勤めは、住職と後住のみで「往生礼賛偈」(おうじょうらいさんげ)」というお経を勤めました。このお経は、当山では報恩講でのみ勤めるのです。午後は、ご法中とともに「仏説阿弥陀経」を中心に勤めました。
そして、この度のご講師は、三原市から栗原一乗師にお越しいただきました。しっとりとした雰囲気の中にまことに味わい深いお話しで、皆さん熱心にお聴聞なさいました。
報恩講法要①(11/6文章等加筆訂正しました)
2019-11-06
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11月1,2日の2日間、両日とも秋晴れの空のもと今年の報恩講法要を無事勤めることが出来ました。年番の婦人会の方には、手作りのお斎を前日からお手伝いいただきました。準備と当日接待で3日間お越しくださった方も数人いらっしゃいます。本当に感謝感謝です。
お斎は、トレーにセットして配膳します。写真の料理に、ご飯を加えると全部で5皿も!あります。平椀には、大根、黒豆ひろず、しめじなど。坪椀は白和え。木皿には、さわら、玉子焼き、れんこんきんぴら、いんげんごまあえなど。花型小皿には、きんとき豆。そして、かす汁です。どうですか、なんと豪華なお斎でしょうか。そして何よりも、お斎の一番の隠し味は、もちろん「婦人会の方々の気持ち」です!
当山のお斎接待は、もうすでに約50年続いています。本当に有り難いことです。
ほかに、報恩講は一大イベントですから、本堂内陣のお荘厳(しょうごん)=お飾りも、お花も特別です。
しばらくは、花瓶のお花もきれいに咲いています。今回お参りできなかった方、是非、本堂にお参りください。
「報恩講法要」準備中!
2019-10-29
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定期的なブログを書くと宣言しましたが、まったく更新できずにすでに1ヶ月以上経ってしまいました。いざ書こうとしてもなかなか進まないまま、他のことに紛れて日が経ってしまい、早くも自坊の報恩講が目前に迫ってきました。
報恩講法要は、浄土真宗の開祖である親鸞聖人のご命日(1月16日)を中心に、全国の真宗寺院では必ず勤める法要です。地域や寺院により勤める時期も、規模も違いますが、宗祖親鸞聖人のご遺徳を偲ぶもっとも大切な法要です。
当坊の報恩講法要は、11月1日、2日の2日間厳修します。写真は、本堂のお荘厳(しょうごん)つまり様々なお飾りの準備の途中を写しました。「親鸞聖人御伝絵」とは、親鸞聖人の一生を絵に描いたものです。報恩講には、この絵を懸けるならわしになっています。この絵については、また詳細をアップします。当坊では、外陣から向かって右側の余間(実は左余間といいますが)に普段おまつりしてあるお軸の上に懸けます。普段おまつりしているのは、聖徳太子像です。こちらもまた説明します。
報恩講法要は、浄土真宗の開祖である親鸞聖人のご命日(1月16日)を中心に、全国の真宗寺院では必ず勤める法要です。地域や寺院により勤める時期も、規模も違いますが、宗祖親鸞聖人のご遺徳を偲ぶもっとも大切な法要です。
当坊の報恩講法要は、11月1日、2日の2日間厳修します。写真は、本堂のお荘厳(しょうごん)つまり様々なお飾りの準備の途中を写しました。「親鸞聖人御伝絵」とは、親鸞聖人の一生を絵に描いたものです。報恩講には、この絵を懸けるならわしになっています。この絵については、また詳細をアップします。当坊では、外陣から向かって右側の余間(実は左余間といいますが)に普段おまつりしてあるお軸の上に懸けます。普段おまつりしているのは、聖徳太子像です。こちらもまた説明します。