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微雑音

インド紀行④

2019-02-15
大塔へはこのような車で移動します。
悟りを開かれた菩提樹の前で旅の皆さんと。
世界文化遺産ブッダガヤの大塔
インド紀行④
朝の霊鷲山もそう思いましたが、ブッダガヤも「ついに来たぁ!!!」という感じでした。
ブッダガヤは言うまでもなく、釈尊の四大仏跡の一つです。今回の旅行は、日程の関係で、四大仏跡のうち、誕生地であるルンビニーと、涅槃の地であるサールナートには行けませんでしたが、いつかは参拝したいと思います。
さて、ブッダガヤは、お釈迦様が仏陀になられた(成道)の場所です。したがって、全仏教徒の聖地であるのです。
釈迦族の太子であったシッダールタは、29歳の時出家し、6年の修行の後、このブッダガヤを流れる尼蓮禅河(ナイランジャナー河)で沐浴をします。その時、苦行でいまにも倒れそうなシッダールタに乳がゆをお与えなされたのが、この河の近くに住む長者の娘であったスジャータです。
乳がゆをお飲みなられたシッダールタは体力と気力を取り戻し、菩提樹の下に座り続け、ついに悟りを開かれたのです。時に釈尊35歳。12月8日の明け方、東の空には金星が輝いていたとされます。釈迦族の太子であったシッダールタが悟りを開かれ、以後釈迦牟尼世尊(略して釈尊)と言われるのです。
お釈迦様の話が長くなりました。ブッダガヤは全仏教徒の聖地です。私たちが参拝した折も、スリランカの仏教徒、チベットの僧達がたくさんいました。チベット僧たちは、ずっと五体投地の礼拝を繰り返しておられました。
私たちは、菩提樹のもとで読経をし、その後スジャータの村へ行き、そして遠く離れたベナレスへとバス移動をしたのでした。
 
浄土真宗 本願寺派 
要谷山 善養寺

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