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行事・活動報告

28年度第2回仏教婦人会仏教講演会

2016-08-07
 7月12日、今年度第2回目の仏教婦人会仏教講演会がありました。講師はおなじみの谷川弘顕先生でした。
 いつものように楽しいエピソードを織り交ぜながら、今回はお名号のいわれを中心にお話をされました。少し補足等します。
 お仏壇の御本尊の御絵像には裏側に「方便法身尊像」と書かれています。「方(ほう)便法身(べんほつしん)」とは、衆生を救済するために具体的なかたちあるものとしてあらわれた仏身のことです。本来は「色もなく形もましまさぬ」真如法性(しんによほつしよう)のさとりそのものである仏さまが、われわれ凡夫にわかるようにそのお姿を示してくださったのが方便法身、つまり仏像や御絵像ということになります。一度御絵像の裏側をご覧下さい。
 お念仏も同じです。「南無阿弥陀仏」と私が称えるそのお名号は、仏さまの「そのままのあなたを救います。」という大いなる願いが「南無阿弥陀仏」という「名」になって、私に届き、私の声となって称えているのです。
 また、お話の中で昨今の葬儀の簡略化の話がありました。特に「直葬」について、「直葬」というのは火葬ではなく、単なる焼却ではないか。焼却とはいらないものを焼き捨てるになる。(直葬は)亡くなった方の人生や尊厳をないがしろにすることにつながるのではないか。という意味のお話もありました。
 谷川先生の法話は、次回は12月13日です。
  どうぞお楽しみに。
 さて、当坊の次の法座は11月の報恩講になります。例年、9月にも仏教講演会をしていましたが、今年は「落語会」をします。ですから、もっとお聴聞に行きたいという方は、別紙のとおり、姫路中組の布教大会が八月にありますので、こちらにも皆さんどうぞご聴聞にお出かけ下さい。
 
浄土真宗 本願寺派 
要谷山 善養寺

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