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行事・活動報告

平成最後の「春の彼岸会」(ひがんえ)

2019-03-23
  3月21日、当山の管理墓地である「城北墓苑」にて、「春の彼岸会(ひがんえ)」を勤めました。前夜から雨で、この日も雨音で目覚めたぐらいでしたが、彼岸会がはじまる頃にはなんとか雨もあがり、無事勤めることができました。
 お彼岸とは、此岸に対する彼岸のことで、此岸(しがん)とは此方の岸つまり現世、彼岸は彼方の岸、つまりお浄土のことです。古来より、太陽が真東から昇り、真西に沈む春分と秋分の日を彼岸の中日としています。
 浄土真宗の七高祖のお一人である、中国唐代の善導大師が、「観経疏」という経典に、
「・・・その日正東より出でて直西に没す。弥陀仏国は日没の処に当りて、直西十万億の刹を超過す。すなはちこれなり。」
と、太陽が沈む真西十万億仏国土を過ぎたところに、お浄土があると述べていらっしゃるのです。一度、春分、秋分の日にサンライズサンセットをじっくり眺めてみたいものです。
 ともかく、当山では、この墓苑にて、春のお彼岸と、お盆に法会(ほうえ)を勤めています。この日も、この法会にあわせて、天候不順の中、多くご家族がお参りくださいました。墓苑の御名号碑で読経、お焼香の後、墓苑内を行道しつつ、お参りに来られた方々の墓前で散華をしました。
浄土真宗 本願寺派 
要谷山 善養寺

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16番36号
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