浄土真宗 本願寺派　善養寺｜兵庫県姫路市｜報恩講｜法要｜仏教講演会｜城北墓苑（善養寺墓苑）

3月8日、当坊仏教婦人会第４回の仏教講演会を行いました。あいにくの氷雨の一日でしたが、皆さんお話を楽しみにしていらっしゃる方ばかりです。冷たい雨も厭わず、遠方からお聴聞にお越しです。ご講師は、3月の講演会はここ数年連続で、貝塚市より安方哲爾先生にお越しいただいています。安方先生は、いつも平易な言葉と親しみやすいたとえ話で、浄土真宗のご法義をお話になります。
今回も、お浄土について理解しようとしなくてよい。阿弥陀様のお言葉を聞いたか聞かないかを問題にするのが浄土真宗である。阿弥陀様の声とは、あなたが称える南無阿弥陀仏のお念仏である。お念仏が私の命の上に響き渡るのを聞きておきなさいと、阿弥陀様がおっしゃったのです。というような話をされました。
阿弥陀様の声を聞くとはどういうことでしょうか。今回の言葉をそのまま受け止めれば、ナマンダブツがそのまま阿弥陀様のお声ということです。でも、ナマンダブツのお念仏は私が称えているのです。いつでも、どこでもお念仏がとなえられところに阿弥陀様はいらっしゃるのです。お念仏の生活とは、そのことを素直に受け止める生活なのです。
これを読んでよくわからないと思う方は当然いらっしゃると思います。まずナマンダブツとお念仏を称えてみてください。