行事・活動報告
姫路城の桜その2です。
2017-04-07
姫路城とその近郊の桜です。4月8日は姫路城で「観桜会」が開かれます。
もちろん、桜だけが美しいのではありませんが、桜はやはり人の心をとらえます。
桜にちなんだ歌として、親鸞聖人が9才で得度式を受けられたときお詠みになられたという有名な歌があります。有名なのでご存知だと思いますが、
「明日ありと思ふ心のあだ桜 夜半に嵐が吹かぬものかは」
これは、親鸞聖人の得度式を行った慈円という高僧が「今日はもう遅いから明日に得度式を延ばしましょう。」と言ったことに対し、9才の聖人がこの歌を詠んで、慈円法師を説得し、その日のうちに得度式をお受けになられたという話です。聖人の出家に対する意志の強さが表れた歌として伝わっています。