行事・活動報告
令和5年報恩講法要
2023-11-10
11月1日(水)2日(木) 爽やかな秋晴れのもと本年の報恩講法要が無事勤まりました。
報恩講法要は、浄土真宗の開祖親鸞聖人のご命日を機縁として、聖人の遺徳を偲び、みほとけの教えに出会わせていただいたことを慶ぶ法要です。
今年は1日目には善養寺コーラスの皆さんによる音楽法要を勤めました。音楽法要は、お経の勤行にかわり、楽譜になったお経を歌って勤めます。
善養寺コーラスの指導者である伊藤典芳先生の独唱による「敬礼文」(きょうらいもん)に続き、「三帰依」(さんきえ)、「正信偈」「念仏」「回向」と歌いました。
その後、仏教賛歌等を3曲歌いました。1曲目は11月23日本願寺の「音御堂演奏会」で歌われる「本願力のめぐみゆえ」。当善養寺コーラスも23日の音御堂演奏会に参加しますのでこの曲を披露しました。
2曲目は「しんらんさま」という昔から浄土真宗本願寺派では大変よく歌われてきた曲です。この歌の作曲は、朝ドラになりました小関裕而氏です。
そして3曲目は森山良子さんの「ALE ALE ALE」という楽しい曲を披露しました。
歌詞カードをあらかじめ配布しましたので、皆さんには音楽法要、そして楽しい歌を楽しんでいただけたのではないかと思います。
また、2日とも、法要の最初に、総代さんや役員、年番の皆さんによる献花献灯もしていただきました。献花献灯により、いっそう厳かかつ親しみのある法要となったと思います。
今年のご講師は、島根県より朋澤智弘師にお越しいただき、2日間楽しくかつ有り難いお話をいただきました。
阿弥陀仏のおはたらきは「寿命無量」「光明無量」の仏であるゆえに、いつでも、どこでも、「今ここにいるわたし」に南無阿弥陀仏のお念仏となって届いているというお話でした。
報恩講法要は、案内や諸準備に1ヶ月以上かかります。ですから、報恩講法要が無事勤まることは、お寺にとりましてまことに有り難いことです。今年も多くの方にお参りいただきました。
お寺の組織である姫路中組の総代会からも他のお寺の総代様が2人もお参りくださいました。こちらも大変有り難いことです。
しかしながら、当山も少なからず危機感を持っております。やはり、もっともっとたくさんの方にお参りしていただきたいです。せっかくのご縁です。これからも一人でも多くの方にお参りいただきますよう
よろしくお願いいたします。
仏教婦人会の役員の皆様、各町の年番様、そして総代さん、世話人さんのすべての方々へ御礼申し上げます。