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行事・活動報告

令和4年元旦会

2022-01-06
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「正信偈」読経
伊藤典芳(よしか)さん献歌
北野実さんあいさつ
赤鹿さんあいさつと献杯
今年の元旦会のお年玉(おねんぎょく)
 1月1日9時より令和4年「元旦会(がんたんえ)」が勤まりました。北野実責任役員はじめ、赤鹿竜夫総代さん他多くの方にご参拝いただき、また2年ぶりに伊藤典芳さんに新年の献歌を披露していただきました。
法会は、門信徒の皆様と正信偈を勤め、念仏相続と新年を祝い、最後に皆さんで献杯をしました。かわらけの杯に、お酒かノンアルコールを入れての献杯でした。
 今年も当山は、折々の法会を勤めます。お寺の使命は、第一に念仏相続と法灯継承です。それは同時に、当山の門信徒並びにご縁ある方々の法縁を保つことです。法縁を保つためには、一人でも多く方にお寺にもお参りいただきたいですし、またご家庭においての日頃の法縁法事も大切にしていただきたいのです。コロナ禍はすべての活動に制約を与え、人々の暮らしを大きく変えようとしています。
有名な「歎異抄」に、親鸞聖人の言葉として次のような言葉があります。
 「煩悩具足の凡夫、火宅無常の世界は、よろづのこと、みなもつてそらごとたはごと、まことあることなきに、ただ念仏のみぞまことにておはします」(真宗聖典八五四頁)
「火宅無常の世界」とは、火に包まれた家のように、すべてのものがたちまちのうちに変転する私たちの世の中のことです。世の価値観や人々の感覚はどんどん変わります。変わるのは人類が進歩してしているからでしょうか?現代社会が成熟してきたせいでしょうか?私たちはいったいどこに向かっているのか?と思います。そのような現代に生きる私たちが、特に真宗者である私たちは、この聖人のお言葉をよく味あうべきだと思うのです。
皆様はどうお味わいなさるでしょうか。
 なお、ブログで、伊藤さんが出演されたオペラについて書いておりますので、そちらもご覧いただければ幸いです。

浄土真宗 本願寺派 
要谷山 善養寺

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