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ブログ

微雑音

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2020-03-04
 還暦を機会としてブログを始めますと宣言しながら、まったく書いておりませんでした。今度こそ本当に始めようと思いますが、ウィークリーダイアリー(週間日記)的なものになりそうです。
 以前は、例えばエッセイなどすぐ書ける、と思っていましたが、いざ、公開するとなると、実は大変難しいことに今頃気がつきました。ただ、このブログは、あくまで善養寺HPに掲載するだけですので、気楽に書いてゆこうと思います。
 さて、この1ヶ月余りで世界が変わってしまいました。1月の中旬頃でしょうか。新聞の国際欄に「中国で新型の肺炎ウィルス感染が発生した。・・・」と小さな記事が載りました。私も、中国の、地方での小さな出来事という印象だったと思います。しかし、この1ヶ月余りでこの拡大です。今年、私は年末から風邪をひき、法務こそ休みませんでしたが、連日熱っぽく、また激しく咳き込むこともしばしばありました。もし、あの時今のように流行っていたら、私も感染を疑ったかも知れません。
 そして、今回、本当に残念ながら、このウィルス拡大のために、3月の法座を中止しました。100人も200人も集まるわけでありません。しかし、もしも・・・?を考えると、お聴聞は高齢者も多い。心配したらキリがありません。法座は何のために、誰のために開くのか?そんな自問自答もしました。
 宗祖親鸞聖人の主著「教行信証」の最初の方に有名な次の言葉があります。
「遇ひがたくしていま遇ふことを得たり、聞きがたくしてすでに聞くことを得たり。」仏法はもちろんですが、この世のあらゆることが、上記のように言えます。還暦を迎えた今、今まで自分はどれほど貴重な縁を見逃してきたことだろうかと今更ながら思います。
 人生100年時代と言いますが、100歳まで元気でいられる保証は全くありません。「日々是好日」これにつきると思います。
 他愛のない文となりましたが、これくらいで今回は終えます。
                         令和2年3月4日

定期的ブログ始めます。

2019-09-16
住職ブログNo.1「受け入れる」                          
 当山住職は、9月15日でついに還暦を迎えました。そこで、還暦を機縁として、このHP上で、定期的な住職ブログを始めます。月2回程度のアップを目標としたいですが、どうなるかわかりません。浅学非才の身で、何ら得意なことがない私の勝手なつぶやきのような、要は「随想」です。ということで、以下本文。
 9月に入っても、猛暑が続いています。猛暑に台風が追い打ちをかけました。毎回、台風は各地に大きな被害をもたらしています。今回の千葉県を中心とした関東地方の被害も深刻です。想像を超える(想定を超えるとよく言いますが)規模の風雨が来たら、我々はなすすべがありません。屋根も吹き飛ばされ、電気も水道も来ない地域の方々の心労も限界にちかいと思います。
 千葉は電信柱の倒壊が2000本以上もあったということです。電信柱を倒す暴風が吹き荒れたのでしょう。電信柱のおかげで電気を享受できるのですが、日本中電信柱だらけですので、何とかならないかと思います。電気会社の懸案でもあるでしょうが。
 ともかく、あらゆる災害は(災害だけでないですが)他人事ではありません。私たちは、いつまでも平穏な日常が続くことを願います。しかし、世は、諸行無常。世界は常に変化します。それも理不尽に変化するのです。その変化を、決して受け入れたくないのが私たちです。しかし、何事もそのまま受け入れるしかないのが私たちなのでしょう。                                      令和元年9月16日
 

住職還暦記念本願寺参拝 その2

2019-06-03
 同窓生に本願寺の職員の方がおられ、現在修復中の国宝「飛雲閣」を特別に中に入れてくださり、庭園からですが見学させていただけました。通常、現在は修復中ですから入れません。
「飛雲閣」
 「金閣、銀閣とともに京都三名閣の一つ。秀吉が建てた聚楽第(じゅらくだい)の一部ともいわれており、三層からなる楼閣(ろうかく)建築です。」(本願寺HPより)
 
 飛雲閣の屋根は「檜皮葺」です。新しく葺かれた屋根は、まるで銅板の屋根のように光っているように見えました。写真ではややわかりにくいですが、飛雲閣の右手、橋の向こうに別棟が建っていますが、そちらの屋根も檜皮葺らしく、そちらはまだ葺き替えてていないということで、その違いが際立っていました。
 ちなみに、奥の大きな伽藍は、西本願寺の南にある興正寺です。

還暦記念本願寺参拝

2019-06-03
 5月末、大学の有志の同窓会がありました。私の学年は、今年還暦を迎えます。前夜に懇親会を開き、翌日、還暦記念の本山参拝をしました。西本願寺御影堂で焼香の後、本山の布教使さんから、還暦を迎えても、まだまだ阿弥陀様のお育ての真っ最中であるから、まだまだ育ち盛りですよ、というような話を聞かせていただき、有難く思いました。
大学の仲間はいつまでたってもよいものです。お互い、再開を約束してそれぞれ帰途のついたのでした。

インド紀行⑦

2019-02-17
 インド紀行⑦ 総括
この度初めてインドに行きましたが、インドは驚くことばかりでした。バスの車窓から、そして遺跡への道中など、目に見えるインドの風景や様子は、想像以上のものが多々ありました。まさしくカルチャーショックというやつです。
まず驚いたのは、女性がほとんどサリーを着ていたことです。デリーのような大都会は洋服の女性も見かけましたが、地方はほとんどの女性がサリーを着ており、農村地帯では、サリーを着たまま、農作業をしていました。サリーを着て農作業をしている女性を、何度もバスから見ました。バスから見えた一瞬の風景ですが、印象的な風景がありました。広大な農場?畑の一本道を、サリーを着た女性が、収穫した芋類でしょうか、大きな袋を頭に乗せて運んで歩いていました。このような風景は、何百年も変わらぬ風景ではないかと思えるものでした。
  主にバスからの眺めの印象ですが、第1にゴミが多い、第2にどこの町も人と車とバイクでごった返し、やたらクラクションを鳴らします。日本なら、すぐに大事件に発展しそうですが、現地の人たちはお互い様とばかり、たいして気にしている様子はないのです。 バイクもヘルメットもせず乗っている人もたくさんいたし、3人乗りも多く見ました。バイクに一家全員乗って、結構飛ばして走っているのです。なんと恐ろしい!と思いましたが。第3に、野良牛!牛ですよ!、野良犬、野良羊!!のなんと多いこと。野良牛と野良犬はどこにでもいるのです。牛は、神の使いであるので、牛肉は食べないのです
他にも、道沿いにもたくさん家やら露店が建ち並び、いかにも働き盛りのような人たちがたくさん昼間っから、あちこちでなにやら集まっていました。そんな光景が、どの町でも見られます。
そして、食事のカレーはスパイスが効いてとても美味しく(たくさん食べられないけど)
何より、今までチャイやラッシィーなどほとんど飲んだことはなかったのですが、それらもとても美味しかったのです。
  ということで、きりがないのでもう止めましょう。ともかく、私はインドには絶対もう一度行きたいと思いました。帰国して、法務の合間に、今もチャイを飲みながら、まだインドの余韻に浸っているのです。
 以上で、インド紀行は終わりです。最後までおつきあいくださりありがとうございました。これからも、住職ブログは継続します。
浄土真宗 本願寺派 
要谷山 善養寺

〒670-0874
兵庫県姫路市八代本町1丁目
16番36号
TEL:079-222-4296
FAX:079-222-4307
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