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行事・活動報告

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善養寺前坊守江尻美千子往生

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  2025年4月7日(月)午後5時半 当山前坊守江尻美千子が93年を一期として往生の素懐を遂げました。
 令和4年3月に前住職が亡くなり、3年後偶然にも同じ93歳で亡くなりました。昨年8月よりショートステイと病院とを何度か行き来しておりましたが、9月より入院し、そのまま帰宅することなく亡くなりました。
 昭和32年、当時の朝来郡竹田の勝賢寺から善養寺に嫁ぎ、夫茂が住職についてから、住職を支え、三度の大法要の勤修、本堂や墓苑の大改修など大事業も務め、門信徒の皆様にお育てをいただいた約50年の坊守生活でありました。
 また書道の師範として地域の多くの子供達に教えた書道教室は70歳代まで続けておりました。
 私ども3人の子育てをしつつ、昭和、平成の善養寺坊守として精一杯勤めたのではないかと思います。
 この場をお借りし、門信徒の皆様並びにすべての有縁の方に深く感謝申し上げます。
 葬儀は前住職と同じ、姫路大和会館にて4月12日に「門徒葬」として執り行い、前日の総代世話人会の打ち合わせから、通夜葬儀の準備、当日まで総代、世話人の皆様に大変お世話になりました。
 ただ、すべての門信徒の方に事前にお伝えすることが非常に困難であり、連絡が届かなかった門信徒の皆様には大変申し訳ないことでありました。
 これからは、前住職、前坊守のみ跡を慕いつつ、法灯継承、念仏相続の道を、現住職、坊守、副住職とともに歩んでまいります。
 今後も、ご鞭撻、ご指導賜りますようよろしくお願い申し上げます。
 
 
葬儀の祭壇
本堂余間に中陰壇を設けました

2025年元旦会(がんたんえ)

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  2025年1月1月(水)午前9時より「元旦会」が勤まりました。「がんたんえ」と読みます。「会」は文字通り、人が集い、会を開く場です。そして、お寺で「◯◯会」と言えば「◯◯法要」と同じ意味になります。
ともかく、今年も無事に元旦会が勤まりました。今年も1日は、天気も良く、比較的温かい元日でした。
 9時前に「行事鐘」を鳴らし、9時からお勤めです。「三奉請(さんぶじょう)、表白に続き「讃仏偈(さんぶつげ)」を皆さんと共に読経しました。
 そして恒例の伊藤典芳さんによる新春を祝う歌の披露がりました。
 今年は「カルメン」からハバネラ、「名前のない空を見上げて」を歌い、最後に皆さんとベートベンの第9から「喜びの歌」を歌いました。皆さん、歌詞を見ながら歌ってくださいました。
 そして、総代代表の北野実さんのあいさつ、住職あいさつ、田中敏勝さんに「献杯」をお願いし、皆さんと「献杯」をしました。むろん、お車の方は、ノンアルです。住職はお酒をいただきました。
 最後に、世話人代表の村田さんよりあいさつをいただきお開きとなりました。
「元旦会」全部で1時間と少しです。どうぞ来年も皆様お参りください。
お寺から毎年「お年玉(ねんぎょく)」をお渡しさせていただいております。

責任役員 北野実氏
山下さんご夫婦とあかちゃん七海ちゃん

令和6年度仏教婦人会第3回仏教講演会

  12月14日(土)当山仏教婦人会令和6年度第3回仏教講演会を開きました。
 当日はあいにくの冷たい雨が降ったりやんだりの非常に寒い日でしたが、そんな天気にもかかわらず、毎回必ずお聴聞にお越しになる方々をはじめ、多くの方がお参りくださいました。ご講師はお馴染みの谷川弘顕先生でした。
 仏教婦人会会長さん挨拶、読経、住職の挨拶があり、先生のご法話が始まりました。そして、ご法話の冒頭、なんと当山での法座は今日を最後にします、というお話から始まり、皆大変驚いたのですが、それは年を重ね、車の運転に対する不安等々が理由でした。
 実は、前回住職には、少しそのようなことを言われていましたが、確定的でないようでしたので、皆さんへの事前告知ができなかったものですから、住職始め、お聴聞に皆大変驚きもし、落胆もしました。
 その日のお話は、当山への初めてのご縁は約40年前であったこと。それ以来のご縁で、在家出身の自分が、真宗の教えに出会い、様々なご縁の中で、本願寺派布教使として今日までお育てをいただいた、というふうなお話を軸に、おみのりのお話をされました。
 先生の記憶では、昔の本玄関の間に、前々住(義純師)が座っておられ、前々住ともお話をした、ということでしたから、実際40年近く前から谷川先生とはご縁があり、今回まで、本当に何回当山でお説教をしていただいたことでしょう。
 そんな訳でしたから、当日は、花束の用意もできませんでしたが、法座の最後に先生と共に皆さんと記念写真を撮りました。
 谷川弘顕先生、これまで本当にありがとうございました。そして、お体をいたわっていただきたいと思います。
 来年も、無論仏教婦人会仏教講演会は続ける予定ですが、ご講師等は未定です。仏教婦人会の皆様、そして当山門信徒の皆様、また来年よろしくお願いいたします。
仏教婦人会会長山下さんから御礼の挨拶
この日のお聴聞の皆様と共に

令和6年報恩講法要

2024-11-11
 11月1日(金)2日(土)、令和6年の善養寺報恩講法要を勤修いたしました。
前日までに役員さんが、お荘厳やお昼のお斎等の準備をしてくださいました。供笥「くげ」と言って、お菓子やお餅そして果物などをお供えする台に段盛りをします。お斎の準備は、机やパーティションを設置等の細かい作業をしてくださいました
 2日とも大雨という天気予報で、予報が外れること期待しましたが、2日間とも見事に雨天の中での法要となりました。2日目の終わり頃には雨も上がりました。そんな天気でしたが、まことに有難いことに2日間ともほぼ満堂のお参りとなりました。
 1日は、「音楽法要と歌」から始まりました。音楽法要は、伊藤典芳先生の調声と善養寺コーラスの皆さんと、敬礼文、三帰依、念仏、回向と歌いました。その後、仏教賛歌と1曲は美空ひばりさんの有名な「愛燦燦」を披露し、お参りの皆さんと共に歌い、楽しく盛り上げてくださいました。
今年のご講師は、備前市西願寺住職望月康史師でした。お念仏のおいわれを一生懸命にお話くださいました。いつなんどきも念仏を唱えて、南無阿弥陀仏のありがたみを心から感じ称えていただきたいというお話で、皆さんも熱心にお聴聞くださいました。
 報恩講法要は、浄土真宗の寺院にとっては、最も大切な法要です。今年もくして無事勤まりましたこと、ご門徒の皆様とともに慶びたいと思います。これまでお寺へあまりお参りされてない皆様、来年は是非ともお参りください。
報恩講案内掲示
当時朝の本堂。幔幕をかけています。
報恩講特別仕様の供笥(くげ)と荘厳
調声人伊藤典芳先生「敬礼文(きょうらいもん)」独唱
善養寺コーラスの皆さん
導師が座る台座を礼盤(らいばん)といい、そこに座ることを登礼盤と言います
ご講師 望月康史師
お昼のお斎
親鸞聖人御影
お勤め「五会念仏作法」

令和6年盂蘭盆会

2024-08-27
 令和6年8月13日午後6時半から当山墓苑において、今年の盂蘭盆会を勤めました。平成21年に整備が完了しました善養寺墓苑では、整備完了以来今日まで15年、春のお彼岸と、お盆にこの墓苑で法会を勤めております。
毎回、墓地の象徴的な名号碑でお勤め、お焼香をし、その後参拝された各家の墓前にて、短い時間となりますが読経をしております。今年も同じ次第で実施しました。今年は殊の外暑く、参拝者の数に不安もありましたが、毎年必ずこの法会に合わせてお参りいただくお家もあり、まことに有り難いことでありました。お墓参りは大切な仏縁です。どうぞ皆様、春のお彼岸もお参りください。
 15日は10時から、当山本堂にて盂蘭盆会の法要を勤めました。読経と共に、献灯、お焼香をしていただきました。本堂でのお勤めの後、納骨堂に移動し、納骨堂でお勤めをしました。昨年は、この本堂での盆会は、大雨警報発令のため中止しました。今年はよい天候でしたが、この日も猛烈な暑さでした。こちらも多くの有縁の方にお参りいただきました。
各家の墓前にて読経
納骨塔(合祀墓)でお勤め
8/15本堂での盆会
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浄土真宗 本願寺派 
要谷山 善養寺

〒670-0874
兵庫県姫路市八代本町1丁目
16番36号
TEL:079-222-4296
FAX:079-222-4307
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