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行事・活動報告

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前住職江尻 茂(善養寺第18世住職)往生の素懐を遂げました。

2022-03-07
 悲しいお知らせをします。当山第18世住職江尻茂が、3月2日未明、心不全のため亡くなりました。享年94。昨年も1回入院し、今年1月2日から再度入院治療しておりました。1月23日に一度危篤状態に陥りましたが、その後回復し、意識も戻り面会が許可され会話もできましたが、再び重篤な状態に陥り、ついに3月2日往生いたしました。
 1度目の危篤時、急遽総代会役員会を開き、コロナ禍を鑑み、もしもの時はとりあえず密葬を執り行い、日をおいて本葬(門徒葬)実施ということに決まりました。総代会の結果を受け、3月6日に親族のみで密葬を執り行いました。密葬、本葬と分けましたこと。門信徒の方全員へのお知らせがまだできておりませんこと。それらすべて誠に痛切の極みでございますが、コロナ禍の中の苦渋の決断と言うことでお許し願えたらと存じます。
 当然ながら、本葬(門徒葬)を必ず実施いたします。未だ日程は決まっておりませんが、決まり次第すべての門信徒の方、有縁の方に連絡させていただきます。
 前住は、今年の「元旦会」におきまして、本堂で挨拶をしましたのが、ご門徒の方々の前での最期の言葉となりました。その時の写真も録音も撮っておりませんでした。本当に愚かで悲しいことです。
 前住江尻茂は、昭和40年に継職し、以来約50年住職を勤めました。その間、本堂の大改修、納骨堂、庫裏の新築等大事業に多く取り組み、善養寺の護持発展に精力を傾け、門信徒の皆様とともに歩んだ50年でありました。
すべての門信徒の皆様、有縁の方々に今はただ感謝とお礼をのべるばかりでございます。まずはこのHPにおきまして謹んでご報告させていただきます。
 なお、3月の行事はすべて予定通り行います。本堂内に前住の中陰壇をもうけておりますので、どうぞお参りくださいませ。

令和4年元旦会

2022-01-06
NEW
「正信偈」読経
伊藤典芳(よしか)さん献歌
北野実さんあいさつ
赤鹿さんあいさつと献杯
今年の元旦会のお年玉(おねんぎょく)
 1月1日9時より令和4年「元旦会(がんたんえ)」が勤まりました。北野実責任役員はじめ、赤鹿竜夫総代さん他多くの方にご参拝いただき、また2年ぶりに伊藤典芳さんに新年の献歌を披露していただきました。
法会は、門信徒の皆様と正信偈を勤め、念仏相続と新年を祝い、最後に皆さんで献杯をしました。かわらけの杯に、お酒かノンアルコールを入れての献杯でした。
 今年も当山は、折々の法会を勤めます。お寺の使命は、第一に念仏相続と法灯継承です。それは同時に、当山の門信徒並びにご縁ある方々の法縁を保つことです。法縁を保つためには、一人でも多く方にお寺にもお参りいただきたいですし、またご家庭においての日頃の法縁法事も大切にしていただきたいのです。コロナ禍はすべての活動に制約を与え、人々の暮らしを大きく変えようとしています。
有名な「歎異抄」に、親鸞聖人の言葉として次のような言葉があります。
 「煩悩具足の凡夫、火宅無常の世界は、よろづのこと、みなもつてそらごとたはごと、まことあることなきに、ただ念仏のみぞまことにておはします」(真宗聖典八五四頁)
「火宅無常の世界」とは、火に包まれた家のように、すべてのものがたちまちのうちに変転する私たちの世の中のことです。世の価値観や人々の感覚はどんどん変わります。変わるのは人類が進歩してしているからでしょうか?現代社会が成熟してきたせいでしょうか?私たちはいったいどこに向かっているのか?と思います。そのような現代に生きる私たちが、特に真宗者である私たちは、この聖人のお言葉をよく味あうべきだと思うのです。
皆様はどうお味わいなさるでしょうか。
 なお、ブログで、伊藤さんが出演されたオペラについて書いておりますので、そちらもご覧いただければ幸いです。

令和3年報恩講法要②

2021-11-07
NEW
報恩講法要の必須のお軸「親鸞聖人御絵伝」
本堂内外の各所にお花を活けます
納骨堂も報恩講のお供えをします
手水舎に浮かべた花
今年もお斎は、全員同じ向きで黙食です

令和3年報恩講法要①

2021-11-06
NEW
お供物の準備です
ご本尊のお供物。お餅、五穀の食物、果物
ご法中様と読経
お説教
お説教 ご法話
 11月1日2日と今年の報恩講法要が無事勤まりました。二日間とも比較的暖かく、天候にも恵まれ、多くの方がお参りくださいました。お参りは、むろん各方面からお越しです。家族の車で送迎される方、タクシーでお越しになる方、片道7,8キロの道を自転車をこいでお参りくださる方もいらっしゃいます。誠にまことに有り難いことです。たつの市からは、例年マイクロバスに乗り合わせ多くの方がお参りくださいます。
皆様、遇いがたきご法縁にお遇いするため、各御人ご無理をしてお参りなさるのです。
 コロナ禍により、多くの分野でオンラインやリモートが余儀なくされたわけですが、やはり、ともに同じ場所に集い、皆でお勤めをし、お説教を聴くことの有り難さや楽しさをお参りなさる方は体感しておられると思います。どうか再び、緊急事態宣言が出るような事態にならないことを願うばかりです。
 今年のお説教、ご法話のご講師は、加古川市の鹿多証道師でした。鹿多先生は当山には過去に2度ほどお越しいただいています。毎回、歌をまじえ大変楽しく、わかりやすいご法話を聴かせてくださいます。今回も、歌をまじえながらの楽しく、また目から鱗が落ちるようなお話もしてくださいましたた。お聴聞の皆様、熱心に楽しく拝聴されていました。
 また、今年は両日とも、2年ぶりに当山のご法中のお寺様全員におそろいただだき読経していただきました。まだマスクをしたままの読経ではありますが、ご法中の皆様ともに読経できるのも大変有り難いことでありました。
2日間の法要ではありましたが、当山として今年も無事勤まりましたこと、門信徒の皆様、ご法中、有縁の方々に深く感謝申し上げます。

令和3年善養寺報恩講法要ご案内

2021-10-25
 令和3年報恩講法要のご案内
日時 11月1日(月)午後1時より 読経 ご法話2席
   (終了予定)3時半頃
     2日(火)午前11時より 午前 ご法話1席
           午後1時よりお勤め ご法話2席
   (終了予定)3時半頃
 ご講師 鹿多証道師(本願寺派布教使 加古川市)

  両日とも、お昼のお斎(お弁当)を用意してお待ちしています。お参り希望の方は、当山まで。
  多くの方の参拝をお待ちしています。
浄土真宗 本願寺派 
要谷山 善養寺

〒670-0874
兵庫県姫路市八代本町1丁目
16番36号
TEL:079-222-4296
FAX:079-222-4307
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