令和6年善養寺永代経法要
2024-05-25
いささか遅くなりましたが令和6年永代経法要の報告です。
4月28日(日)29日(月祝)の2日間にわたり今年の永代経法要が無事勤まりました。
永代経法要とは、当山の過去帳に記載されているすべての方を偲び、そのことを機縁としてさらに法縁・仏縁を深めてゆく法要です。
また令和6年中に年回法要があたっておられる一周忌から百回忌までの方の法名をおまつりし、法名を読み上げました。つまり合同の法事とも言うべき法要です。
お寺によりましては、門徒総永代経法要と別修永代経法要(年回法要分)を日時をわけて勤められますが、当山では昔から2日間で二つを合わせた形で勤めてきております。
ご法話の講師は、広島の江田島市から護山智孝師にお越しいただきました。当山は3回目となります。
師のいろいろなお話の中で、以前本願寺大谷本廟に掲げられていた言葉を例に、永代経と永代供養との違いを話されました。その言葉を紹介しますと
「亡き人のためにお経をあげるのではない。亡き人への慕情を縁としてお経の心を聞くのである」という言葉で、見事に永代経法要の心持ちを表現されていると話されました。
永代供養とは、世間一般では亡き人を偲び、永代にお勤めを続け供養していく、という意味で使われます。その気持ちは十分に理解できますし、日頃の私どもの仏事も、実際は月参りでもご法事でも、亡き人を対象とした仏事です。
しかし、浄土真宗の供養は「讃嘆供養」といって、どこまでも仏様に対する讃嘆つまり阿弥陀仏の徳をたたえ、お念仏申してゆく教えです。
4月28日(日)29日(月祝)の2日間にわたり今年の永代経法要が無事勤まりました。
永代経法要とは、当山の過去帳に記載されているすべての方を偲び、そのことを機縁としてさらに法縁・仏縁を深めてゆく法要です。
また令和6年中に年回法要があたっておられる一周忌から百回忌までの方の法名をおまつりし、法名を読み上げました。つまり合同の法事とも言うべき法要です。
お寺によりましては、門徒総永代経法要と別修永代経法要(年回法要分)を日時をわけて勤められますが、当山では昔から2日間で二つを合わせた形で勤めてきております。
ご法話の講師は、広島の江田島市から護山智孝師にお越しいただきました。当山は3回目となります。
師のいろいろなお話の中で、以前本願寺大谷本廟に掲げられていた言葉を例に、永代経と永代供養との違いを話されました。その言葉を紹介しますと
「亡き人のためにお経をあげるのではない。亡き人への慕情を縁としてお経の心を聞くのである」という言葉で、見事に永代経法要の心持ちを表現されていると話されました。
永代供養とは、世間一般では亡き人を偲び、永代にお勤めを続け供養していく、という意味で使われます。その気持ちは十分に理解できますし、日頃の私どもの仏事も、実際は月参りでもご法事でも、亡き人を対象とした仏事です。
しかし、浄土真宗の供養は「讃嘆供養」といって、どこまでも仏様に対する讃嘆つまり阿弥陀仏の徳をたたえ、お念仏申してゆく教えです。
日頃の仏事も法要も、亡き人を偲びつつ、仏徳讃嘆のお念仏であるのです。
そんな気持ちもすべて含めて、経をよみ、お念仏となえてゆくことが真宗者でしょう。
今年の永代経法要も、本堂に入りきらないほど満堂になりました。お参りの皆様はみな熱心にお聴聞くださいました。
こうして今年も無事永代経法要が勤まりましたことを、門信徒の皆様に深く感謝いたします。
そんな気持ちもすべて含めて、経をよみ、お念仏となえてゆくことが真宗者でしょう。
今年の永代経法要も、本堂に入りきらないほど満堂になりました。お参りの皆様はみな熱心にお聴聞くださいました。
こうして今年も無事永代経法要が勤まりましたことを、門信徒の皆様に深く感謝いたします。
お参りにお来しできなかった方、まだ法要も法座もありますのでどうぞお参りください。
令和6年善養寺永代経法要
2024-04-23
遅くなりましたが永代経法要の案内です。
永代経法要とは、当山の過去帳に記載されている方すべての方をお偲びし、阿弥陀様にご恩報謝する法要です。と言ってもわかりにくいですね。
お寺には過去帳があります。当山の古い過去帳には江戸時代からのご門徒のお名前が記されています。当山は実は、大正時代に本堂が全焼しました。しかしながら。当時の過去帳もほとんど残っていますので、何とか火災を逃れたのではないかと思います。
ともかく、永代経は該寺とご縁のあった門信徒様すべての方のための法要です。
そして、今年令和6年に年回法要が当たっておられる方のための法要ですありますので、実際は当該年に年回法要に正当されたお家の方が多くお参りにお越しです。
年回法要に当たっておられる方はもちろん、そうでない方もどうぞお参り下さいませ。
日程は以下の通り。令和6年永代経法要日程
4月28日(日)
ご講師 護山智孝師(江田島市)
10:30 読経「大経」、お焼香
「三奉請」「表白(年忌法名読み上げ)」
「大経」(和讃は最後2首のみ)
11:00 住職挨拶
11:10 法話一席目
11:45 休憩
11:55 二席目
12:25 法話終了
昼食休憩
13:10 読経「阿弥陀経」、お焼香
13:30 法話一席目
14:00 休憩
14:10 二席目
14:40 法話終了 終了解散
※時間は目安です。多少前後します。
令和6年永代経法要日程
4月29日(月・昭和の日)
ご講師 護山智孝師(江田島市)
10:30 読経「大経」、お焼香
「三奉請」「表白(年忌法名読み上げ)」
「大経」(和讃は最後2首のみ)
11:00 住職挨拶
11:10 法話一席目
11:45 休憩
11:55 二席目
12:25 法話終了
昼食休憩
13:00 善養寺コーラス
13:00~13:20 ①「真宗宗歌」 ②「み佛に抱かれて」
③「いのちの歌」 ④「ブギウギ」
13:20 読経「讃仏偈」
13:30 法話一席目
14:00 休憩
14:10 二席目
14:40 法話終了 終了解散
※時間は目安です。多少前後します。
4月28日(日)
ご講師 護山智孝師(江田島市)
10:30 読経「大経」、お焼香
「三奉請」「表白(年忌法名読み上げ)」
「大経」(和讃は最後2首のみ)
11:00 住職挨拶
11:10 法話一席目
11:45 休憩
11:55 二席目
12:25 法話終了
昼食休憩
13:10 読経「阿弥陀経」、お焼香
13:30 法話一席目
14:00 休憩
14:10 二席目
14:40 法話終了 終了解散
※時間は目安です。多少前後します。
令和6年永代経法要日程
4月29日(月・昭和の日)
ご講師 護山智孝師(江田島市)
10:30 読経「大経」、お焼香
「三奉請」「表白(年忌法名読み上げ)」
「大経」(和讃は最後2首のみ)
11:00 住職挨拶
11:10 法話一席目
11:45 休憩
11:55 二席目
12:25 法話終了
昼食休憩
13:00 善養寺コーラス
13:00~13:20 ①「真宗宗歌」 ②「み佛に抱かれて」
③「いのちの歌」 ④「ブギウギ」
13:20 読経「讃仏偈」
13:30 法話一席目
14:00 休憩
14:10 二席目
14:40 法話終了 終了解散
※時間は目安です。多少前後します。
お盆ナイトイン善養寺
2024-08-27
8月16日夕方6時半より、お盆の行事の最後に「お盆ナイトイン善養寺」と銘打って、仏教婦人会の役員さんとお寺コーラス、お寺ヨガのメンバーの皆さんと、楽しいひとときを過ごしました。
年度当初計画になかった行事でしたので、門信徒の皆様全員には告知できなかったのが残念でした。申し訳ありません。
当日は、まず「後住さんの精進カレー」をいただきました。具材の野菜は会長さんの畑でとれたお野菜です。本当に美味しかった!
皆でカレーをいただき、いよいよメインの盆踊りです。踊りは「播州音頭」と「きよしのズンドコ節」の2曲でした。婦人会の方のご指導でなんとか踊れました。
実は昨年も、試験的に?少人数で実施したのですが、今年も是非に、ということで企画お声かけをしたところ、多くの方が参加してくださいました。
単純な振り付けとは言え、なかなかリズムに乗れませんでしたが、楽しく踊ることができました。
盆踊りのあとは、坊守の提案で、山門前で、大人の?花火を楽しみました。皆さん童心に帰ってたのしんでいらっしゃいました。
そして、最後は「チェアヨガ」でリラックスです。ほんの20分ほどでしたが、椅子に座ったままヨガのポーズをし、最後は瞑想のポーズでした。
令和6年のお盆は、瞑想ヨガで静かに、気持ちよく終えることができました。
浄土真宗の教えは、お盆に祖霊がもどっきてかえってゆく、という教えは実はありません。
ただ、お盆は日本人が祖先を偲ぶ期間として定着していますので、このお盆に、本堂で(多くの方には非日常の空間で)ひとときをすごしていただき
仏様に手を合わせていただくことが大切と思い、このような行事をしました。
令和5年報恩講法要
2023-11-10
11月1日(水)2日(木) 爽やかな秋晴れのもと本年の報恩講法要が無事勤まりました。
報恩講法要は、浄土真宗の開祖親鸞聖人のご命日を機縁として、聖人の遺徳を偲び、みほとけの教えに出会わせていただいたことを慶ぶ法要です。
今年は1日目には善養寺コーラスの皆さんによる音楽法要を勤めました。音楽法要は、お経の勤行にかわり、楽譜になったお経を歌って勤めます。
善養寺コーラスの指導者である伊藤典芳先生の独唱による「敬礼文」(きょうらいもん)に続き、「三帰依」(さんきえ)、「正信偈」「念仏」「回向」と歌いました。
その後、仏教賛歌等を3曲歌いました。1曲目は11月23日本願寺の「音御堂演奏会」で歌われる「本願力のめぐみゆえ」。当善養寺コーラスも23日の音御堂演奏会に参加しますのでこの曲を披露しました。
2曲目は「しんらんさま」という昔から浄土真宗本願寺派では大変よく歌われてきた曲です。この歌の作曲は、朝ドラになりました小関裕而氏です。
そして3曲目は森山良子さんの「ALE ALE ALE」という楽しい曲を披露しました。
歌詞カードをあらかじめ配布しましたので、皆さんには音楽法要、そして楽しい歌を楽しんでいただけたのではないかと思います。
また、2日とも、法要の最初に、総代さんや役員、年番の皆さんによる献花献灯もしていただきました。献花献灯により、いっそう厳かかつ親しみのある法要となったと思います。
今年のご講師は、島根県より朋澤智弘師にお越しいただき、2日間楽しくかつ有り難いお話をいただきました。
阿弥陀仏のおはたらきは「寿命無量」「光明無量」の仏であるゆえに、いつでも、どこでも、「今ここにいるわたし」に南無阿弥陀仏のお念仏となって届いているというお話でした。
報恩講法要は、案内や諸準備に1ヶ月以上かかります。ですから、報恩講法要が無事勤まることは、お寺にとりましてまことに有り難いことです。今年も多くの方にお参りいただきました。
お寺の組織である姫路中組の総代会からも他のお寺の総代様が2人もお参りくださいました。こちらも大変有り難いことです。
しかしながら、当山も少なからず危機感を持っております。やはり、もっともっとたくさんの方にお参りしていただきたいです。せっかくのご縁です。これからも一人でも多くの方にお参りいただきますよう
よろしくお願いいたします。
仏教婦人会の役員の皆様、各町の年番様、そして総代さん、世話人さんのすべての方々へ御礼申し上げます。
令和5年報恩講法要のご案内
2023-10-17
今年も報恩講法要を下記の通り勤修いたします。
報恩講法要は 浄土真宗の開祖親鸞聖人のご命日(一月十六日)を迎えるにあたり 聖人の遺徳を偲び 宗祖に対する報恩感謝の心をあらわす真宗寺院並びに門信徒にとって最も大切な法要です。
一日目は「音楽法要」にて今年の報恩講法要を始めます。
門信徒の皆様 是非ともお参りいただき この得難きご勝縁にお遇いくださいますようご案内申し上げます。
つきましては ご参拝の方は 当HPの問い合わせよりご返信ください。
一人でも多くの皆様のご参拝をお待ちしております。 合 掌
報恩講法要は 浄土真宗の開祖親鸞聖人のご命日(一月十六日)を迎えるにあたり 聖人の遺徳を偲び 宗祖に対する報恩感謝の心をあらわす真宗寺院並びに門信徒にとって最も大切な法要です。
一日目は「音楽法要」にて今年の報恩講法要を始めます。
門信徒の皆様 是非ともお参りいただき この得難きご勝縁にお遇いくださいますようご案内申し上げます。
つきましては ご参拝の方は 当HPの問い合わせよりご返信ください。
一人でも多くの皆様のご参拝をお待ちしております。 合 掌
日 時 十一月一日(水)
午前十一時より「音楽法要」献花献灯
午後一時よりお勤め ご法話二席
(終了予定)三時半頃
十一月二日(木)
午前十一時よりお勤め ご法話一席
午後一時よりお勤め ご法話二席
(終了予定)三時半頃
※二日間ともお斎のお弁当を用意しております。
ご講師 朋澤智弘師(本願寺派布教使 島根県鹿足郡)
午前十一時より「音楽法要」献花献灯
午後一時よりお勤め ご法話二席
(終了予定)三時半頃
十一月二日(木)
午前十一時よりお勤め ご法話一席
午後一時よりお勤め ご法話二席
(終了予定)三時半頃
※二日間ともお斎のお弁当を用意しております。
ご講師 朋澤智弘師(本願寺派布教使 島根県鹿足郡)