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行事・活動報告

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令和2年元旦会

2020-01-10
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正信偈のお勤め
伊藤先生の歌披露
北野実さん、新年挨拶
今年のお年玉(ねんぎょく)
 令和2年1月1日、9時から恒例の「元旦会(がんたんえ)」を勤めました。ここ数年、元日は比較的良い天候です。この日もわりと暖かく、よいお天気でした。直前に行事鐘を鳴らし、9時から正信偈を勤めました。文類(もんるい)という「十二礼」の節で、皆さんと一緒に勤めました。その後、伊藤典芳さんの祝いの歌披露を皆で楽しみ、献杯をして約1時間の会を終えました。年末に納骨堂の掃除に来られ、元旦会に合わせてお参りくださる方もいらっしゃいます。
 「元旦会」はお寺により形態は様々です。梵鐘があるお寺は、除夜の鐘を撞き、そのまま本堂で年が変わった頃から元旦会を勤めるところが多いようです。京都の西本願寺も修正会という元旦会を勤めています。大晦日から、元日の朝にかけて、全国の神社仏閣で様々な元旦の催しが開かれていることでしょう。神社には元旦はたくさんの人がお参りに行きます。正月に神社にお参りに行くのは、多くの日本人の文化と言っても良いでしょう。しかし、真宗門徒(寺族も含めて)は、本来は神社にはお参りには行きません。浄土真宗のお寺では、個人のお願い事はしても良いですが、阿弥陀様はその願いを聞いてくれるかどうかは判りません。むしろ、阿弥陀如来様に私が願われているのです。浄土真宗のお寺に、元日に行く意味は、阿弥陀様の願いを聞いた上で、今年も仏の子としてお念仏とともに生かされてゆくことを確認することに意義があるのです。
 年末より、私が風邪をひき、アップが随分遅くなりました。

納骨堂一斉掃除

2019-12-23
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カボチャと小豆の「いとこ煮」
 12月22日(日)今年度の納骨堂一斉掃除を実施しました。各家の納骨壇の掃除はもちろん、納骨堂の須弥壇(ご本尊がまつられている場所)や納骨堂周辺の掃除まで皆さん一生懸命ご奉仕くださいました。掃除後、当坊坊守が手作りのお斎をふるまいました。炊き込みご飯にお汁。そして、ちょうど冬至ですので、カボチャも召し上がっていただきました。カボチャと小豆を一緒に煮たのを「いとこ煮」というそうですね。皆さんに大変好評でした。
お斎は無論料理が大切ですが、今年からお斎は、このようなお盆にセットして出しています。料理屋さんのご苦労がほんの少し伺えるようですが、料理とその入れ物も大切ですね。
来年もお斎を用意しますので、是非もっと多くの方に参加していただきたいです。

善養寺仏教婦人会 令和元年度第3回仏教講演会

2019-12-15
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 12月14日(土)、今年度の第3回仏教講演会を催しました。比較的暖かい日で、多くの婦人会の方にお聴聞にお越しいただきました。
ご講師は、お馴染みの谷川弘顕師です。毎年7月の第2回と12月の第3回は谷川師と決まっています。
 今回は、浄土真宗七高祖の一人である道綽禅師の「安楽集」の有名な言葉である「真言を採り集めて、・・・。いかんとなれば、前に生まれんものは後を導き、後に生まれんひとは前を訪へ、連続無窮にして、願はくは休止せざらしめんと欲す。・・・」を讃題として、お念仏相続の話、鹿児島での念仏停止の話など、楽しく分かり易くお話になりました。

報恩講法要③

2019-11-11
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お勤めの前に、善養寺コーラスの披露
本堂前の手水石
ご本尊のお花
 今年の報恩講法要も盛会のうち無事に勤めることが出来ました。ただ、少なからず問題もあります。最も大きな問題は参拝者の減少です。私が小学生の頃は、夜の法座もあり、たくさんお参りがありました。夜の法座は、もう30年ぐらい前になくなりました。以前は、「報恩講さん」とご門徒さんの誰もが親しみを込めて口に出し、皆知っている法要でしたが、近年は知らない人もいらっしゃることでしょう。
 毎回必ずお聴聞に来られていた方が、ひとり二人とお年をお召しになり、お寺にお参りに来られなくなっています。仕方がないことですが、さみしいことです。他の法座も同じ状況と言えます。
 他にもお斎の接待も、皆さんには大変なご苦労を強いてお手伝いしていただいてます。なんとか継承していきたいのですが、今後状況は厳しくなる可能性があります。
 そんな中でも、今年の報恩講も、あるご家族は、おばあさん、お母さん、そして小学生のお嬢さんと3人でお参りになり、小学生のお嬢さんから「お寺にお参りに行こう。」と声かけをしてくださったと聞きました。まことに有り難いことです。
 参拝者を増やすのは、全国の寺社共通の課題でしょう。集客は無論お寺だけの問題でないですが、当山としても、もっと皆様にお参りをしていただきたい。その思いを伝えていかなければなりません。
 

報恩講法要②

2019-11-06
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勤行は「行道」をします。
住職「登礼盤」(とうらいばん)
ご講師はやさしい雰囲気の中にも熱いお話しでした

 報恩講法要は、近隣のお寺の住職同士、それぞれのお寺の報恩講法要に出勤をします。今年も、8ヶ寺、9人の方がご出勤してくださいました。
 1日目は、「十二礼(じゅうにらい)」を中心とした勤行と、「五会念仏作法」(ごえねんぶつさほう)という勤行です。2日目は午前のお勤めは、住職と後住のみで「往生礼賛偈」(おうじょうらいさんげ)」というお経を勤めました。このお経は、当山では報恩講でのみ勤めるのです。午後は、ご法中とともに「仏説阿弥陀経」を中心に勤めました。
 そして、この度のご講師は、三原市から栗原一乗師にお越しいただきました。しっとりとした雰囲気の中にまことに味わい深いお話しで、皆さん熱心にお聴聞なさいました。
浄土真宗 本願寺派 
要谷山 善養寺

〒670-0874
兵庫県姫路市八代本町1丁目
16番36号
TEL:079-222-4296
FAX:079-222-4307
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