お知らせ
2020-06-27
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6月22日(月)23日(火)の2日間、延期していました今年の「永代経法要」が無事勤まりました。2日間とも、快晴の暑いぐらいの好天のもと、盛会のうちにご満座を迎えることが出来ました。
言うまでも無く、コロナ禍により、当山も少なからず影響を受けました。まず、5月下旬に予定していました、今年の仏教婦人会総会は中止にしました。毎年、音楽ゲストの演奏も楽しみでしたが仕方ありません。そして、永代経法要は、例年4月に勤めていますが、一度は5月下旬に延ばしましたが、緊急事態宣言の推移を見ながら、再び6月下旬に延期してこの度勤めたのです。
先に、アップしましたとおり、除菌用のアルコールや、話題の次亜塩素酸水も用意し、事前には坊守が机も椅子も、戸の取っ手等様々な箇所の除菌もしました。23日の朝も無論、同じ作業をしておりました。
また、これまで何十年と続いてきました、手作りのお斎は断念し、業者のお弁当のお斎にし、テーブルでは皆様に同じ方向を向いて召し上がっていただきました。
ご講師は、山口県熊毛郡の祝島という瀬戸内の島のお寺の住職さんでもある石山泰人師にお越しいただきました。師には、何度も日程変更のお願いをしました。師の、山口弁?による、様々な優しい念仏者の話もまじえながらのご法話を、皆様熱心にお聴聞していらっしゃいました。
永代経法要は、今年50回忌から1周忌をお迎えになる当山門信徒の方々を偲び、お念仏の教えにまみえる浄土真宗のお寺としては、とても大切な法要です。
今年50回忌をお迎えなさる方は、昭和46年にお亡くなりになられた方々です。どんな時代になろうと、先にお浄土に参られた方を偲ぶことを決して忘れてはなりません。
言うまでも無く、コロナ禍により、当山も少なからず影響を受けました。まず、5月下旬に予定していました、今年の仏教婦人会総会は中止にしました。毎年、音楽ゲストの演奏も楽しみでしたが仕方ありません。そして、永代経法要は、例年4月に勤めていますが、一度は5月下旬に延ばしましたが、緊急事態宣言の推移を見ながら、再び6月下旬に延期してこの度勤めたのです。
先に、アップしましたとおり、除菌用のアルコールや、話題の次亜塩素酸水も用意し、事前には坊守が机も椅子も、戸の取っ手等様々な箇所の除菌もしました。23日の朝も無論、同じ作業をしておりました。
また、これまで何十年と続いてきました、手作りのお斎は断念し、業者のお弁当のお斎にし、テーブルでは皆様に同じ方向を向いて召し上がっていただきました。
ご講師は、山口県熊毛郡の祝島という瀬戸内の島のお寺の住職さんでもある石山泰人師にお越しいただきました。師には、何度も日程変更のお願いをしました。師の、山口弁?による、様々な優しい念仏者の話もまじえながらのご法話を、皆様熱心にお聴聞していらっしゃいました。
永代経法要は、今年50回忌から1周忌をお迎えになる当山門信徒の方々を偲び、お念仏の教えにまみえる浄土真宗のお寺としては、とても大切な法要です。
今年50回忌をお迎えなさる方は、昭和46年にお亡くなりになられた方々です。どんな時代になろうと、先にお浄土に参られた方を偲ぶことを決して忘れてはなりません。
故人を偲び、みほとけとなられた方のお働きにより、こうして念仏申す私がいるのです。

お知らせ
2020-06-21
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いよいよ明日、明後日と今年の「永代経法要」を勤めます。例年なら、牡丹の時期に勤めますが、今年は、紫陽花が皆様をお迎えします。
もちろんまだ油断は出来ませんが、当山も安全安心を優先した対策を施し、本堂も開け放して勤めるつもりです。
ともかく、こうして法要を勤めることができますのは、誠に有り難く、ただただご門徒の皆様と阿弥陀様に感謝のみです。広く言えば、日本に感謝ですね。
まだ準備は残っています。門信徒の皆様の参拝をお待ちしています。

善養寺の菩提樹
2020-06-07
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今年はコロナで、大方半年が過ぎ、もう6月です。しかし、まだ6月初旬というのに、この暑さです。今年も猛暑の夏になるでしょう。来週後半は雨の予報も。いよいよ梅雨入りなんでしょうか。寒ければ、寒い寒いと言い、暑ければ、暑い暑いと。毎年、今年の暑さは特別や!と言っている気がします。
境内の菩提樹が、今年も花を咲かせました。今朝、朝のお勤めのため本堂に行こうとすると、なにやらブーンと震えるような音がします。見ると、菩提樹の花にたくさんの蜂が飛んできていました。小さな蜂でした。ニホンミツバチだったら良いんですけど。 そして、小さな花の集まりですが、たくさん咲いているので、あたりにほのかに甘い香りを漂わせています。蜂たちは、この香りに誘われるのでしょうか。
それはともかく、菩提樹は、お釈迦様が悟りを開かれた木として、日本の寺院にもよく植えられています。当山のこの菩提樹のことは何度かHPにアップしました。インドの菩提樹と、日本のものは実は種類が違うようです。四枚目の葉は、去年インドブッダガヤーの菩提樹に参拝したとき、下に落ちていたものを拾ったものです。決して、枝からもぎ取ったのではありません。ですから、あまりきれいではありませんね。
インドの様子は以前アップしました。花が咲くと言うことは、当たり前ですが、生きているのです。虫たちが寄ってきます。そこにも命のはぐくみがあります。スズメバチが来たら怖いですが。
ドイツのベルリンには、有名な菩提樹通り「ウンテルデンリンデン」があります。ブランデンブルグ門へと続く道です。行ったこと無いですが。森鴎外の「舞姫」には、主人公の太田豊太郎がこの通りを歩く場面が出てきます。菩提樹の花を見ていて、そんなことを思い出しました。
かわいらしく、甘い香りのする菩提樹の花を見に来て下さい。

お知らせ
2020-05-31
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皆様、この2ヶ月、どのようにお過ごしになられたでしょうか。ずいぶんと我慢され、不自由な生活をされた方もおられたことと思います。
先日、一応緊急事態宣言は解除されましたが、また九州ではクラスター感染が発生しています。
見出しテロップでも発表していますように、6月22,23日に、延期しておりました今年の永代経法要を勤めます。門信徒の方々には近日中に案内を送らせていただきます。
この2ヶ月、皆様もよく我慢をされたのではないでしょうか。もしかしたら、お知り合い等に感染された方がいらっしゃったかも知れません。一つ大切なことは、誰しも好んで感染したのではないということです。ですから、感染者や医療従事者を差別したりすることは言語道断だと思います。しかしながら、人間は、未知なものにはまずは恐怖を感じるのでしょう。
当坊では、コロナ以前から坊守がストックしておりましたマスクを2枚ずつ「オテラノマスク」と称して(笑)5月限定で、お参りした家すべてにお渡ししました。現在はマスクもかなり出回っているようですが、
「アベノマスク」とともにお使いいただけたらと思います。(ちなみに、善養寺へは5月31日現在アベノマスクは届いておりません。)

令和2年春の彼岸会(善養寺墓苑)
2020-03-22
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3月20日10時から、当山墓苑にて春の彼岸会(ひがんえ)を勤めました。当日は、強風注意報が出ており、やや強い風が吹いておりましたが、新型コロナの不安も吹き飛ばし、好天のもと無事勤めることが出来ました。
10時から、当山墓苑のシンボルである「お名号碑」前で、三奉請(さんぶじょう)、表白(ひょうびゃく)、仏説阿弥陀経を読経し、皆様にはお焼香をしていただきました。
そして、順次参拝者のお家の墓前にて、読経しました。新型コロナも心配でしたが、お彼岸のお墓参りは欠かすわけにはいきません。ご先祖あっての私たちです。お彼岸だけお墓参りに行けば良いという訳ではもちろんありません。お彼岸も含め、ご先祖様のお墓参りを通じ、命のつながりを思い、仏様のお慈悲の中に生かされている私を思い手を合わせるのです。そんな彼岸会は、多くの寺では本堂で勤まりますが、当山は、毎年墓地でお勤めをしています。浄土真宗の七高祖の一人である中国七世紀の善導大師は、その著作「観経疏」(かんぎょうしょ)において「その日正東より出でて直西に没す。弥陀仏国は日没の処に当りて、直西十万億の刹を超過す。」(浄土真宗聖典七祖編396頁)と、春分、秋分の日に真西に沈む太陽から、お浄土を想起する文言を著わされています。
お彼岸中は、当山境内にある納骨堂にも多くの有縁の方がお参りにお越しでした。
10時から、当山墓苑のシンボルである「お名号碑」前で、三奉請(さんぶじょう)、表白(ひょうびゃく)、仏説阿弥陀経を読経し、皆様にはお焼香をしていただきました。
そして、順次参拝者のお家の墓前にて、読経しました。新型コロナも心配でしたが、お彼岸のお墓参りは欠かすわけにはいきません。ご先祖あっての私たちです。お彼岸だけお墓参りに行けば良いという訳ではもちろんありません。お彼岸も含め、ご先祖様のお墓参りを通じ、命のつながりを思い、仏様のお慈悲の中に生かされている私を思い手を合わせるのです。そんな彼岸会は、多くの寺では本堂で勤まりますが、当山は、毎年墓地でお勤めをしています。浄土真宗の七高祖の一人である中国七世紀の善導大師は、その著作「観経疏」(かんぎょうしょ)において「その日正東より出でて直西に没す。弥陀仏国は日没の処に当りて、直西十万億の刹を超過す。」(浄土真宗聖典七祖編396頁)と、春分、秋分の日に真西に沈む太陽から、お浄土を想起する文言を著わされています。
お彼岸中は、当山境内にある納骨堂にも多くの有縁の方がお参りにお越しでした。
