令和2年「盂蘭盆・万灯会」
2020-08-19
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8月13日午後6時半より、当山の墓地である、善養寺城北墓苑にて、今年の「万灯会」を勤めました。コロナ禍の中、多くの方が、この法会に併せて、お墓参りにお越しくださいました。
「万灯会」は、京都・鳥辺野の万灯会をイメージしてはじめたお盆の行事です。鳥辺野の万灯会とは規模が違いすぎますが、行灯を灯すことで、少しでも厳粛な雰囲気が出ればと思います。いや、行灯は、厳粛と言うより、仏様となられたご先祖とのつながりを表わすあたたかい灯火となっています。
「万灯会」では、各家の墓前に行灯を灯し、ご家族と共に読経をするのですが、実は、通常、墓前での読経は、「建碑式」か「入仏式」のみです。真宗の教義には、お盆に祖霊を迎え送るということはありません。真宗のすべての法会は、仏徳讃嘆です。そして、お仏壇も、お墓も、大切な法縁、仏縁の場なのです。
「万灯会」は、京都・鳥辺野の万灯会をイメージしてはじめたお盆の行事です。鳥辺野の万灯会とは規模が違いすぎますが、行灯を灯すことで、少しでも厳粛な雰囲気が出ればと思います。いや、行灯は、厳粛と言うより、仏様となられたご先祖とのつながりを表わすあたたかい灯火となっています。
「万灯会」では、各家の墓前に行灯を灯し、ご家族と共に読経をするのですが、実は、通常、墓前での読経は、「建碑式」か「入仏式」のみです。真宗の教義には、お盆に祖霊を迎え送るということはありません。真宗のすべての法会は、仏徳讃嘆です。そして、お仏壇も、お墓も、大切な法縁、仏縁の場なのです。
令和2年仏教婦人会第1回仏教講演会
2020-07-16
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6月の「永代経法要」に続き、7月13日午後1時半より、仏教婦人会第1回仏教講演会を実施しました。本来は、第2回の予定でしたが、6月7日の第1回は、コロナのため中止にしましたので、今回が第1回となりました。
当日は、朝から結構強い雨が降っていましたが、昼頃には弱くなり、今回も”密”が少々気になるほど、多くの方がお聴聞にお越しになりました。
「永代経法要」の時も同じですが、朝から本堂は戸を全開し、あらかじめテーブルや手すり等はアルコール消毒、本堂内では次亜塩素酸水の機器を早朝から稼働しました。
また、ソーシャルディスタンスは、本堂ですので完璧にはできませんが、間隔をあけて椅子等も配置しました。参拝の皆さんは当然マスク着用で、全員前向き、なおかつお聴聞ですから、大声で話したりなどはしません。
当日は、朝から結構強い雨が降っていましたが、昼頃には弱くなり、今回も”密”が少々気になるほど、多くの方がお聴聞にお越しになりました。
「永代経法要」の時も同じですが、朝から本堂は戸を全開し、あらかじめテーブルや手すり等はアルコール消毒、本堂内では次亜塩素酸水の機器を早朝から稼働しました。
また、ソーシャルディスタンスは、本堂ですので完璧にはできませんが、間隔をあけて椅子等も配置しました。参拝の皆さんは当然マスク着用で、全員前向き、なおかつお聴聞ですから、大声で話したりなどはしません。
ですから、法座はなんとか実施できると判断しました。無論、これも緊急事態宣言がまだ発令中でしたら当然法座も出来ません。
ご講師は、お馴染みの谷川弘顕師です。毎回皆さん楽しみにしていらっしゃいます。今回は、お名号の話を中心に楽しくお法をお話し下さいました。
ご講師は、お馴染みの谷川弘顕師です。毎回皆さん楽しみにしていらっしゃいます。今回は、お名号の話を中心に楽しくお法をお話し下さいました。
なお、今回は先生にお断りして、演台には、飛沫防止のアクリル板も立てました。今回もよき法座になったと思います。
今後、コロナ禍がどうなっていくのか全く予想がつきません。当山は8月に盂蘭盆会(うらぼんえ)を、11月に報恩講法要を予定していますが、今年はいつまでも心配です。
今後、コロナ禍がどうなっていくのか全く予想がつきません。当山は8月に盂蘭盆会(うらぼんえ)を、11月に報恩講法要を予定していますが、今年はいつまでも心配です。
お知らせ
2020-06-27
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6月22日(月)23日(火)の2日間、延期していました今年の「永代経法要」が無事勤まりました。2日間とも、快晴の暑いぐらいの好天のもと、盛会のうちにご満座を迎えることが出来ました。
言うまでも無く、コロナ禍により、当山も少なからず影響を受けました。まず、5月下旬に予定していました、今年の仏教婦人会総会は中止にしました。毎年、音楽ゲストの演奏も楽しみでしたが仕方ありません。そして、永代経法要は、例年4月に勤めていますが、一度は5月下旬に延ばしましたが、緊急事態宣言の推移を見ながら、再び6月下旬に延期してこの度勤めたのです。
先に、アップしましたとおり、除菌用のアルコールや、話題の次亜塩素酸水も用意し、事前には坊守が机も椅子も、戸の取っ手等様々な箇所の除菌もしました。23日の朝も無論、同じ作業をしておりました。
また、これまで何十年と続いてきました、手作りのお斎は断念し、業者のお弁当のお斎にし、テーブルでは皆様に同じ方向を向いて召し上がっていただきました。
ご講師は、山口県熊毛郡の祝島という瀬戸内の島のお寺の住職さんでもある石山泰人師にお越しいただきました。師には、何度も日程変更のお願いをしました。師の、山口弁?による、様々な優しい念仏者の話もまじえながらのご法話を、皆様熱心にお聴聞していらっしゃいました。
永代経法要は、今年50回忌から1周忌をお迎えになる当山門信徒の方々を偲び、お念仏の教えにまみえる浄土真宗のお寺としては、とても大切な法要です。
今年50回忌をお迎えなさる方は、昭和46年にお亡くなりになられた方々です。どんな時代になろうと、先にお浄土に参られた方を偲ぶことを決して忘れてはなりません。
言うまでも無く、コロナ禍により、当山も少なからず影響を受けました。まず、5月下旬に予定していました、今年の仏教婦人会総会は中止にしました。毎年、音楽ゲストの演奏も楽しみでしたが仕方ありません。そして、永代経法要は、例年4月に勤めていますが、一度は5月下旬に延ばしましたが、緊急事態宣言の推移を見ながら、再び6月下旬に延期してこの度勤めたのです。
先に、アップしましたとおり、除菌用のアルコールや、話題の次亜塩素酸水も用意し、事前には坊守が机も椅子も、戸の取っ手等様々な箇所の除菌もしました。23日の朝も無論、同じ作業をしておりました。
また、これまで何十年と続いてきました、手作りのお斎は断念し、業者のお弁当のお斎にし、テーブルでは皆様に同じ方向を向いて召し上がっていただきました。
ご講師は、山口県熊毛郡の祝島という瀬戸内の島のお寺の住職さんでもある石山泰人師にお越しいただきました。師には、何度も日程変更のお願いをしました。師の、山口弁?による、様々な優しい念仏者の話もまじえながらのご法話を、皆様熱心にお聴聞していらっしゃいました。
永代経法要は、今年50回忌から1周忌をお迎えになる当山門信徒の方々を偲び、お念仏の教えにまみえる浄土真宗のお寺としては、とても大切な法要です。
今年50回忌をお迎えなさる方は、昭和46年にお亡くなりになられた方々です。どんな時代になろうと、先にお浄土に参られた方を偲ぶことを決して忘れてはなりません。
故人を偲び、みほとけとなられた方のお働きにより、こうして念仏申す私がいるのです。