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微雑音

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定期的ブログ始めます。

2019-09-16
住職ブログNo.1「受け入れる」                          
 当山住職は、9月15日でついに還暦を迎えました。そこで、還暦を機縁として、このHP上で、定期的な住職ブログを始めます。月2回程度のアップを目標としたいですが、どうなるかわかりません。浅学非才の身で、何ら得意なことがない私の勝手なつぶやきのような、要は「随想」です。ということで、以下本文。
 9月に入っても、猛暑が続いています。猛暑に台風が追い打ちをかけました。毎回、台風は各地に大きな被害をもたらしています。今回の千葉県を中心とした関東地方の被害も深刻です。想像を超える(想定を超えるとよく言いますが)規模の風雨が来たら、我々はなすすべがありません。屋根も吹き飛ばされ、電気も水道も来ない地域の方々の心労も限界にちかいと思います。
 千葉は電信柱の倒壊が2000本以上もあったということです。電信柱を倒す暴風が吹き荒れたのでしょう。電信柱のおかげで電気を享受できるのですが、日本中電信柱だらけですので、何とかならないかと思います。電気会社の懸案でもあるでしょうが。
 ともかく、あらゆる災害は(災害だけでないですが)他人事ではありません。私たちは、いつまでも平穏な日常が続くことを願います。しかし、世は、諸行無常。世界は常に変化します。それも理不尽に変化するのです。その変化を、決して受け入れたくないのが私たちです。しかし、何事もそのまま受け入れるしかないのが私たちなのでしょう。                                      令和元年9月16日
 

住職還暦記念本願寺参拝 その2

2019-06-03
 同窓生に本願寺の職員の方がおられ、現在修復中の国宝「飛雲閣」を特別に中に入れてくださり、庭園からですが見学させていただけました。通常、現在は修復中ですから入れません。
「飛雲閣」
 「金閣、銀閣とともに京都三名閣の一つ。秀吉が建てた聚楽第(じゅらくだい)の一部ともいわれており、三層からなる楼閣(ろうかく)建築です。」(本願寺HPより)
 
 飛雲閣の屋根は「檜皮葺」です。新しく葺かれた屋根は、まるで銅板の屋根のように光っているように見えました。写真ではややわかりにくいですが、飛雲閣の右手、橋の向こうに別棟が建っていますが、そちらの屋根も檜皮葺らしく、そちらはまだ葺き替えてていないということで、その違いが際立っていました。
 ちなみに、奥の大きな伽藍は、西本願寺の南にある興正寺です。

還暦記念本願寺参拝

2019-06-03
西本願寺御影堂内陣
お焼香
御影堂前で同窓生とそのご家族と
 5月末、大学の有志の同窓会がありました。私の学年は、今年還暦を迎えます。前夜に懇親会を開き、翌日、還暦記念の本山参拝をしました。西本願寺御影堂で焼香の後、本山の布教使さんから、還暦を迎えても、まだまだ阿弥陀様のお育ての真っ最中であるから、まだまだ育ち盛りですよ、というような話を聞かせていただき、有難く思いました。
大学の仲間はいつまでたってもよいものです。お互い、再開を約束してそれぞれ帰途のついたのでした。

インド紀行⑦

2019-02-17
乳飲み子を抱えてバイクに乗っていた!
一般的なインドの街角の風景
農村地帯
 インド紀行⑦ 総括
この度初めてインドに行きましたが、インドは驚くことばかりでした。バスの車窓から、そして遺跡への道中など、目に見えるインドの風景や様子は、想像以上のものが多々ありました。まさしくカルチャーショックというやつです。
まず驚いたのは、女性がほとんどサリーを着ていたことです。デリーのような大都会は洋服の女性も見かけましたが、地方はほとんどの女性がサリーを着ており、農村地帯では、サリーを着たまま、農作業をしていました。サリーを着て農作業をしている女性を、何度もバスから見ました。バスから見えた一瞬の風景ですが、印象的な風景がありました。広大な農場?畑の一本道を、サリーを着た女性が、収穫した芋類でしょうか、大きな袋を頭に乗せて運んで歩いていました。このような風景は、何百年も変わらぬ風景ではないかと思えるものでした。
  主にバスからの眺めの印象ですが、第1にゴミが多い、第2にどこの町も人と車とバイクでごった返し、やたらクラクションを鳴らします。日本なら、すぐに大事件に発展しそうですが、現地の人たちはお互い様とばかり、たいして気にしている様子はないのです。 バイクもヘルメットもせず乗っている人もたくさんいたし、3人乗りも多く見ました。バイクに一家全員乗って、結構飛ばして走っているのです。なんと恐ろしい!と思いましたが。第3に、野良牛!牛ですよ!、野良犬、野良羊!!のなんと多いこと。野良牛と野良犬はどこにでもいるのです。牛は、神の使いであるので、牛肉は食べないのです
他にも、道沿いにもたくさん家やら露店が建ち並び、いかにも働き盛りのような人たちがたくさん昼間っから、あちこちでなにやら集まっていました。そんな光景が、どの町でも見られます。
そして、食事のカレーはスパイスが効いてとても美味しく(たくさん食べられないけど)
何より、今までチャイやラッシィーなどほとんど飲んだことはなかったのですが、それらもとても美味しかったのです。
  ということで、きりがないのでもう止めましょう。ともかく、私はインドには絶対もう一度行きたいと思いました。帰国して、法務の合間に、今もチャイを飲みながら、まだインドの余韻に浸っているのです。
 以上で、インド紀行は終わりです。最後までおつきあいくださりありがとうございました。これからも、住職ブログは継続します。

インド紀行⑥

2019-02-17
タージ・マハール全景
アグラ城
いよいよインド最終日。すでに仏跡参拝も済み、今日はインドを代表する世界文化遺産、タージ・マハールの見学です。現地2月6日の早朝ホテルを出発し、タージ・マハールがあるアグラという町へバス移動でした。
 昼前に到着し、早速タージ・マハールを見学しました。世界的に有名な遺跡だけに実にたくさんの観光客がいます。インドの多くの遺跡はそうですが、中に入るのにも、ボディチェックがあります。
タージ・マハールは、ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが、1631年に死去した愛妃ムムターズ・マハルのため建設した総大理石の霊廟です。インド・イスラム文化を代表する建築で、左右対称の実に美しい建造物でした。ガイドさんの説明では、22年の歳月をかけて、延べ2万人の市民を動員して建造したとか。
 ともかく、そのシンメトリーの白い建物はとても美しく、特に四隅に建っている塔が素晴らしい。それはわざと外向きに傾けてあるそうです。
このタージ・マハールを建てた皇帝は、後にアグラ城に幽閉されます。現在は、このタージ・マハールに、マハル妃の橫に、このタージ・マハールを建てた皇帝も葬られています。
調べますと、インドには30近い世界文化遺産があり、このタージ・マハールもその一つです。この日、見学したタージ・マハールとすぐ近くにあるアグラ城も世界文化遺産でした。
私は、姫路が誇る世界文化遺産の姫路城のすぐ近くに住んでおります。毎日見ていますが、それでもいつ見ても美しいと思います。やはり当たり前ですが、世界文化遺産となる建物はどこの国のものでも素晴らしいのです。
さて、こうして私たちのインド巡礼の旅は終わりに近づきました。タージ・マハールとアグラ城を見学し、昼食後、私たちは再びデリー空港に移動し、この日の夜、日本へ向け飛び立ちました。
 
浄土真宗 本願寺派 
要谷山 善養寺

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