本文へ移動

ブログ

微雑音

RSS(別ウィンドウで開きます) 

ブログ No.11

2021-03-03
沈丁花①
沈丁花②山門横です。
お雛さんは必ず飾ります。
祖父が遺していた未完成の親鸞様の木像
 毎年のことですが、2月がささっと過ぎてゆきました。日頃ぼおっと過ごしているせいか(いやいや法務は真剣に、楽しくしておりますが)日の過ぎるのがとても早く感じます。
 当山の境内の風景を少しばかりアップします。境内の梅はそろそろ終わりです。先日の風雨で梅の花が大量に落ちました。春一番だったそうです。
そんな境内ですが、山門横の沈丁花が満開を迎えました。ほんと、沈丁花の香りはいいですね。まさしく癒やしの香り。私にとってのアロマセラピーです。
手元の歳時記を開けると「沈丁の花をじろりと見て過ぎる」(波多野爽波)という句が載っていました。沈丁花は春の季語です。歳時記は開けても私は詠みませんが。
この沈丁花の香りを言葉にしたいとは思いますが、俳句にするにはまだ試行錯誤が必要です。
 それで、歳時記を開いたついでに、3月3日は桃の節句なので見ると「桃の日や深草焼きのかぐや姫」(一茶)とか、彼岸会の季語のところには「命婦よりぼた餅たばす彼岸かな」(蕪村)とありました。「たばす」なんて難しい言葉ですね。蕪村の句ですから、江戸時代の言葉ですが、「たぶ(賜ぶ」+尊敬の「す」であろうと、ネットに出ていました。(ネットには何でも載ってます!)命婦は女官のひとつです。高貴なお家の方から、お彼岸にぼた餅(おはぎ?)を蕪村がいただいたのを詠んだのでしょうか。面白い句です。
 この文をアップした今日は桃の節句。天気はいいですが、冷たい風が吹いています。
今日は、本年度の第4回仏教講演会です。また、講演会の様子もアップします。お参りの方、少し寒いですね。コロナと寒さに気をつけてお参りいただきたいです。

ブログ No.10

2021-02-23
写真⑤
写真⑥
写真⑦
    緊急事態宣言が解除されるかもしれないという報道が出てきました。しかしまだまだ油断は禁物でしょう。
 さて、毒にも薬にもならぬこの島影の連続ブログは今回で終わります。
 前回、姫路の南、播磨灘に見える大きな島影は小豆島ではないか、との話をしました。写真⑤は赤穂からの小豆島の島影です。誰に聞いても、分からない、知らないというので、こちらから見ているばかりでは分からないと、実は、昨年コロナ感染者数が若干減少した時期した某日、実際小豆島に行ってきました。姫路港からフェリーに乗り、小豆島福田港まで約1時間ぐらいだったでしょうか。家島群島の横を通り、小豆島に着きました。
フェリーに乗り、家島が近づき、小豆島が大きく見えだした頃(写真⑥)ああ、あの島影はやっぱり小豆島だったのだと、まことにオーバーでおめでたいとも言えますが、長年の疑問が解け大変うれしく感じました。フェリーから、相生や赤穂も結構近くに見えました。
 小豆島に着き、寒霞渓に行き、展望台に上ったときは頂上付近だけ雲がかかり、何も見えませんでしたが、説明板にはなんと60Km四方が見渡せるとありました。誠に残念です。いつか快晴の時にまた来てみたいです。
写真⑦の地図をご覧ください。姫路の広峰山から、小豆島は直線距離で約50Kです。以前、何かの本で、姫路の広嶺山から直線距離で約70Km離れた鳴門海峡大橋が見えたという記事が写真付きで載っていたのを見たことがあります。こういうのは、非常に空気が澄んだときに起こる特別な現象らしく、通常は、広峰から鳴門海峡は見えません。小豆島はいつでも見えます。
 ともかく、姫路から南の播磨灘を見ると、家島群島の西に大きく小豆島が横たわっているのが見えるのです。この記事をお読みになった方、一度小豆島をご覧くださいね。小豆島は遙か西の方にある島ではありません。播磨灘と瀬戸内を分ける境界のような島なんです。
 ただし、今回わざわざこのようなブログをアップしましたが、姫路の方でもあれが小豆島と知っている方もたくさんいらっしゃると思います。小豆島の皆さん、気をお悪くしないでくださいね。
 海を隔てた距離感は、錯覚に似たものがあります。子供の頃、叔父の世話で、自衛隊の護衛艦に乗せていただいたことがあります。その時も、瀬戸内海を航行したと思うのですが、今でも不思議に覚えていることがあります。航行中、自分たちが乗っている船のほんの近くにフェリーが航行していました。その時、隊員の方が、固定の双眼鏡のようなものを見た後、そばにいた人に「あの船までどれくらいの距離だと思いますか?」と質問しました。聞かれた方は、何メートルか比較的近い距離を言ったように思います。しかし、その隊員さんは、「実は2Kmです。」と言ったので、私も含め、そばで聞いていた人は皆とてもびっくりしたのです。すぐそこに見えるような船まで、実は2Kmも離れていたのかと。素人の方向感覚や距離感はあいまいなものです。やはりコンパス等が大切ですね。
 距離感のついでにもう少しお話を。
 以前、奈良県の確かお寺の住職さんだったような気がしますが、奈良山中から富士山を撮影できたという記事も見ました。(勘違いならすみません) 
また、10年以上前、四国最高峰剣山に登ったとき(頂上近くまでロープウェイーがあります)、この時は薄曇りで遠くまでは見えませんでしたが、天気が良い日は(よほど良い日でしょうが)剣山からは、北は大山、東は高野山、西には石鎚山が見えるということでした。高いところまで行けば遠くまで見えるのは当然ですが、思いがけず遠くの景色が見えるとなんか楽しいですね。山登りは、頂上からの絶景も大きな魅力の一つですね。
 ステイホームの今日この頃、どこかに行きたいとうずうずしておられる方も多いでしょうね。まずは、ネットで絶景写真でも眺めましょうか。 

ブログ No.9

2021-02-20
写真③
写真④
 このブログを最初にご覧になった方へ。このブログNo.9は、No.8からの続きですので、出来ればそちらからご覧ください。
   さて、果たしてあの島はどこなのか?という実にどうでもよいようなお話です。だから何なの?と言われても何もでません。そんなブログです。笑
 ともかく、姫路南の播磨灘に見える島々は、家島諸島である!とどなたも断言されます。実は、高校の社会科の先生でもそうおっしゃいました。
 また、網干方面にお勤めの方でも、「姫路から見えるのは、そりゃ、家島やでえ!小豆島なんか見えへんでエ~!」と断定的におっしゃるのです。
 ある時は、姫路の西、新舞子という海岸からの眺めをネットにアップされ、アップされた方に、向こうの方に見える島は小豆島ですよね!?と返信すると、「エエー?そんなんわからん!」と返ってきました。
 実は、写真③は先ほど述べた「新舞子」から。写真④は相生の岬からの写真です。
 そうなんです。私が長年不思議だと、いや疑問に思っていたのは、播磨灘に見えるこの島は、家島群島の一つではなく、小豆島ではないのか?ということでした。
小豆島は、ご存知の通り、瀬戸内で淡路島に次ぐ大きな島で、香川県に属します。姫路南の播磨灘には家島群島があります。
写真③はかすんでますが(撮影時間が悪かった!)、以前、新舞子のレストランで食事をしたとき、この食事の部屋からこの島が見えるので、
たつの市在住の方に、「あの島は小豆島ですよね。」と聞くと、「いやー、小豆島はもっと西やで。家島の一つや。」と即座にきっぱりと言われたのでした。
 家島群島は、家島、男鹿島、坊勢島、西島など6つの主な島からなります。家島も男鹿島も結構大きな島ですので、姫路から見えるのは家島だと言われる方が多いのでしょう。
再度、ブログNo,8と9の4枚の写真をよーく見てください。大小、濃淡ありますが、すべて同じ島影なのです。
 つまり、姫路から見える大きな島は香川県の小豆島だったのです。ということで、あと1回だけ、このどうでもよいブログを更新します。

ブログ No.8

2021-02-17
写真①
写真②
    コロナのワクチン接種が医療関係者優先で始まりそうです。かすかな光が見えてきました。
 さて、今回また連続でブログを更新します。ただし内容は一般的にはどうでもよい話題です。それもきわめてローカルな話題です。興味のある方はどうぞ先へどうぞ。
 実は私は、以前から不思議に思っていたことがありました。まず写真①を見てください。
この写真は、姫路市北部にある広峰山にある広峰神社横から南に向かって撮ったものです。広峰山の標高は約260m。写真を撮るポイントが意外となく、わかりにくい絵になりましたが、町並みの向こうに白く広がった部分があり、その向こうに薄らと山影が見えているのがお分かりでしょうか。
 実は、白く見えているのは、姫路の南に広がる播磨灘で、薄らと見えている山影は、大きな島が見えているのです。今回の話題は、その島影なんです。
 この島影が昔から私には謎でした。この島影は、少し高台なら、姫路のどこからでも見えるのです。はて、あの島は何島なのか?はたまた島ではなく、山が見えてるのかな?というのが私の長年の疑問だったのです。
 これまで私は折に触れて、いろんな人にこの島について聞いてみました。
 たいていの方は、そんなことどうでもいいのではみたいな感じで、まず「そんな島(山)見える?」から始まり、次に「さあ、家島違う?」と答えます。
 この島影は、姫路の様々な場所から見えるんです。例えば、山陽道姫路東ICを降りたところからも見えます。山陽道から播但道に入り、南に向かうとこれもまた見えます。私のお寺近くにある男山からも、前方の山に遮られながらも木々の間から見えるのです。他にも見える箇所はいくらでもあると思います。
 写真①を拡大したのが、写真②です。同じところから、カメラのズームを最大にして撮ってみました。広畑あたり?の工場の煙突からは煙が出ています。その向こうに、背の低い群島が有り、その奥に大きな島が見えるではありませんか!?
 果たしてこの島は家島の一つか、それとも…?

ブログ No.7

2021-02-12
  連続でブログアップします。2月9日の神戸新聞夕刊に出ていた記事です。
 自然破壊、環境問題のニュースは今に始まったことではありませんが、この記事はきわめてショッキングなニュースだと思い、このブログに取り上げました。
 記事によれば、国連環境計画のまとめの報告として、なんと日本では、2024年には日本周辺の海域で、サンゴ白化の常態化が始まるというのです。たったの3年後ではありませんか!!
 私は、スキューバダイビングもやったことがないし、特別サンゴに興味関心、愛着があったわけではありませんが、サンゴが海にとって大変重要な存在であることぐらいは想像できます。
 サンゴの白化→魚をはじめとする海洋生物の減少→漁場の荒廃→水産産業の危機→日本の食文化の衰退→国際的な食糧危機→・・・・・
 と誰でも思いつきそうな、ネガティブな連想が次々と浮かんで、もう先は考えたくなくなります。
 そもそも、この記事すべてをそのまま鵜呑みにしてよいものか、また、この記事(報告)の深刻度が実際どれほどのものかは素人にはわかりません。少なくとも関係者は、それこそとっくの昔から研究を重ね、対策も講じてこられたと思います。しかし、現実は!? ともかく、えらいこっちゃという感はぬぐえません。
 私自身、環境問題についてどれだけのことを知っていましょう。徒らに騒ぐのも無責任であるとも思います。
 したがって、今日はこのへんで止めておき、もう少し自分なりに調べてから、この続きをアップしたいと思います。
 皆さんはこの記事を読まれてどうお思いでしょうか。

浄土真宗 本願寺派 
要谷山 善養寺

〒670-0874
兵庫県姫路市八代本町1丁目
16番36号
TEL:079-222-4296
FAX:079-222-4307
0
3
8
0
4
9
TOPへ戻る