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ブログ

微雑音

ブログ No.12

2021-04-06
義純師彫刻の釈尊誕生像
境内の牡丹
イチョウの若葉
ハナミズキ
 4月8日はお釈迦様の誕生日である「お花まつり」の日です。「花まつり」は「仏生会」(ぶっしょうえ)とも「灌仏会」(かんぶつえ)とも言われます。「灌仏」とは、「お釈迦様つまり仏様に甘茶を注ぐ(灌ぐ)」法会という意味です。お釈迦様がお生まれになったとき、天から甘露の雨が降り注いだと伝えられることにちなみ、香木を浮かせた水や甘茶を注ぐという儀礼が大昔から行われてきました。
 この時期、全国の寺院などで法会や子供たちが集って花まつりが行われていることでしょう。(今年はコロナで数は減っているでしょうが)
 当山では、これまで特に法会は行ってませんが、長らく倉庫に眠っていた、私の祖父義純(善養寺第17世住職)が彫りかけていた釈尊誕生像を今年から本堂前におまつりします。甘茶は置きませんが、もしよろしければお参り(ご覧)ください。
 日本は、クリスマスが本来のクリスマスの意味や儀礼とも関係なく、もはや国民的文化行事になっていますが、花まつりは知らない方もきっと少なからずいらっしゃると思います。まして、お釈迦様のご誕生をなぜ祝うのかも分からない人もいらっしゃるではないでしょうか。もしかしたら、お釈迦様自体ご存じない方もおられるかもしれません。
 姫路では、毎年、名古山霊園というところで、名古山まつりとして姫路市仏教会も協力して、花まつりを勤めてきましたが、去年と今年はコロナ禍のため中止になっています。
 コロナの感染拡大は続いていますが、季節は確実に春本番を迎えています。当山の近く、姫路城北の外堀沿いの桜並木はすでに葉桜になってしまいました。
 当山の境内では、毎年はもう少し後に満開になるはずの牡丹が、早くも満開です。ハナミズキも咲き始めました。イチョウはいつの間にか小さな葉が伸びていました。植物は敏感に気温の変化に反応するんでしょうね。春の到来とともに、なんとかコロナも収まる方向になってほしいものです。
 では最後に、ブッダの言葉である法句集から、私が何度も掲示板に書いた言葉を紹介しましょう。今月もこの言葉を掲示板に書きます。
 「他人の過失を見るなかれ。他人のしたこととしなかったことを見るな。
  ただ自分のしたこととしなかったことだけを見よ。」

  (「ブッダの真理のことば 感興のことば」中村元訳 岩波文庫より)

浄土真宗 本願寺派 
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