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ブログ

微雑音

ブログ No.3

2020-03-16
  2020年令和2年は、日本はオリンピックイヤーでもあり、多くの国民の期待と希望と共に年が明けたはずです。その約3ヶ月後、日本が、世界がこうなろうとは誰が予測したでしょうか。
 今や、世界中で感染者は14万人を超え、先日は、WHOがついにパンデミック宣言をしました。「濃厚接触」や「クラスター」という聞き慣れなかった言葉もすっかりお馴染みになってしまいました。
 この文章を書いている今日も、米国では、20人以上(たった20人!?)が集まるすべての集会イベントを8週間に渡って中止するよう要請したとのニュースが流れていました。この発表で、また株価は下がるでしょう。世界中の経済がとんでもない状況を迎えようとしているような気がします。
 メディアでは連日、様々な状況が報道されていますが、結局現状がどんな状態なのかがはっきりしません。私が住んでいる地域では、まだ学校も再開されませんし、感染者も出ています。結局、今は、個人で出来る予防はしっかりして、じっと我慢するしかないような状況のようです。我慢の日々なので、「巣ごもり消費」が急増していると新聞にありました。私も、先日久しぶりに大型スーパーに行きましたが、相変わらずトイレットペーパーもマスクも売り切れでありませんでした。スーパーは大勢の人で混んでいましたが。
 このような中で、先日の新聞には、ユニセフの発表として、世界人口の40%にあたる30億人の自宅には、石けんで手を洗う設備すらないと言う記事がありました。新聞をひらいても、暗澹たる気分になるばかりです。
 大昔のSF小説で、H・G・ウェルズの「宇宙戦争」という小説がありました。映画化もされ、有名な話ですのでご存知の方も多いでしょう。突然地球にやってきた異星人が人類を攻撃し、人類も反撃しますが、核爆弾を用いても歯が立たない。そんな異星人が突然死に絶えるのですが、その原因が、人類には無害の地球上の細菌でした。人類には無害でも、異星人には有害だったのです。
 この度のウィルスも地球上の生物です。しかし、人類には有害でした。諸行無常。どのような物事も、常に同じであることはないのです。人類は、これからも様々な自然の脅威と戦っていくしかないのでしょう。しかし、さらに人類の戦うべき相手は、人類そのものでもあるのでしょう。       3月16日
 
浄土真宗 本願寺派 
要谷山 善養寺

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