行事・活動報告
善養寺第18世住職江尻茂本葬につきまして
2022-03-16
善養寺第十八世住職江尻茂の本葬であります門徒葬は、下記の通り修行いたします。
記
日時 令和4年4月6日(水)午後2時より
会場 姫路大和会館(姫路市土山1-4-1)
お寺ではありませんのでご注意を!
八代地区の方は、当日善養寺前よりマイクロバスによる送迎をいたします。1時頃に善養寺前、藤本様宅の車庫前でご乗車ください。
第5回おてらくご「桂雀々さん落語会」
2022-03-13
善養寺春のお彼岸 第5回おてらくご
~桂雀々さん落語会のご案内~
静かに?笑って、重い気分をほぐしてください。 どなたでもお聞きいただけます。 マスク着用の上お気軽にお越しください。
〈日時〉令和4年3月19日(土) 13時半~
〈場所〉善養寺本堂 入場無料
「お彼岸のおつとめ」に続き
「桂雀々さん落語会」(一席)
※状況により、戸を開けたまま、本堂の外縁から鑑賞していただく場合もあります。
※就学前のお子さんはご遠慮ください。
※録音録画撮影等はご遠慮ください。
前住職江尻 茂(善養寺第18世住職)往生の素懐を遂げました。
2022-03-07
悲しいお知らせをします。当山第18世住職江尻茂が、3月2日未明、心不全のため亡くなりました。享年94。昨年も1回入院し、今年1月2日から再度入院治療しておりました。1月23日に一度危篤状態に陥りましたが、その後回復し、意識も戻り面会が許可され会話もできましたが、再び重篤な状態に陥り、ついに3月2日往生いたしました。
1度目の危篤時、急遽総代会役員会を開き、コロナ禍を鑑み、もしもの時はとりあえず密葬を執り行い、日をおいて本葬(門徒葬)実施ということに決まりました。総代会の結果を受け、3月6日に親族のみで密葬を執り行いました。密葬、本葬と分けましたこと。門信徒の方全員へのお知らせがまだできておりませんこと。それらすべて誠に痛切の極みでございますが、コロナ禍の中の苦渋の決断と言うことでお許し願えたらと存じます。
当然ながら、本葬(門徒葬)を必ず実施いたします。未だ日程は決まっておりませんが、決まり次第すべての門信徒の方、有縁の方に連絡させていただきます。
前住は、今年の「元旦会」におきまして、本堂で挨拶をしましたのが、ご門徒の方々の前での最期の言葉となりました。その時の写真も録音も撮っておりませんでした。本当に愚かで悲しいことです。
前住江尻茂は、昭和40年に継職し、以来約50年住職を勤めました。その間、本堂の大改修、納骨堂、庫裏の新築等大事業に多く取り組み、善養寺の護持発展に精力を傾け、門信徒の皆様とともに歩んだ50年でありました。
すべての門信徒の皆様、有縁の方々に今はただ感謝とお礼をのべるばかりでございます。まずはこのHPにおきまして謹んでご報告させていただきます。
なお、3月の行事はすべて予定通り行います。本堂内に前住の中陰壇をもうけておりますので、どうぞお参りくださいませ。
令和4年元旦会
2022-01-06
NEW
1月1日9時より令和4年「元旦会(がんたんえ)」が勤まりました。北野実責任役員はじめ、赤鹿竜夫総代さん他多くの方にご参拝いただき、また2年ぶりに伊藤典芳さんに新年の献歌を披露していただきました。
法会は、門信徒の皆様と正信偈を勤め、念仏相続と新年を祝い、最後に皆さんで献杯をしました。かわらけの杯に、お酒かノンアルコールを入れての献杯でした。
今年も当山は、折々の法会を勤めます。お寺の使命は、第一に念仏相続と法灯継承です。それは同時に、当山の門信徒並びにご縁ある方々の法縁を保つことです。法縁を保つためには、一人でも多く方にお寺にもお参りいただきたいですし、またご家庭においての日頃の法縁法事も大切にしていただきたいのです。コロナ禍はすべての活動に制約を与え、人々の暮らしを大きく変えようとしています。
有名な「歎異抄」に、親鸞聖人の言葉として次のような言葉があります。
「煩悩具足の凡夫、火宅無常の世界は、よろづのこと、みなもつてそらごとたはごと、まことあることなきに、ただ念仏のみぞまことにておはします」(真宗聖典八五四頁)
「火宅無常の世界」とは、火に包まれた家のように、すべてのものがたちまちのうちに変転する私たちの世の中のことです。世の価値観や人々の感覚はどんどん変わります。変わるのは人類が進歩してしているからでしょうか?現代社会が成熟してきたせいでしょうか?私たちはいったいどこに向かっているのか?と思います。そのような現代に生きる私たちが、特に真宗者である私たちは、この聖人のお言葉をよく味あうべきだと思うのです。
皆様はどうお味わいなさるでしょうか。
なお、ブログで、伊藤さんが出演されたオペラについて書いておりますので、そちらもご覧いただければ幸いです。